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吹奏楽によるファイナルファンタジーの音楽会

投稿日:2016年04月03日 09:30

大ヒットRPGシリーズ「ファイナルファンタジー」の第1作が発売されたのは1987年のこと。当時は任天堂のファミコン用のゲームでした。以来、最新作のファイナルファンタジーXIVに至るまで、数々の名曲がシリーズを彩ってきました。
 今回の「吹奏楽によるファイナルファンタジーの音楽会」では、「ファイナルファンタジー」の作曲家植松伸夫さんによる、特に思い入れのあるベスト5が選ばれました。実際にゲームをプレイされた方は、名場面を思い出して懐かしい気分に浸れたのではないかと思います。また、「ファイナルファンタジー」になじみが薄い方であっても、植松さんが作り出す楽想の多彩さを感じとれたのではないでしょうか。
 特におもしろいなと思ったのは、第4位に選ばれた「魔導士ケフカ」。植松さんは「悪役の音楽を書くうえで、登場人物の背景まで考える」とおっしゃっていました。キャラクター造形を音楽で伝えるというのは、まるでオペラの作曲家みたいですよね。ヴェルディやワーグナーもきっと登場人物の背景まで考えながら、曲作りをしていたのではないでしょうか。
 「ファイナルファンタジー」は長年にわたるシリーズですので、思い入れのある名曲も人それぞれかと思います。私がいちばんぐっと来たのは、番組の冒頭に演奏された「プレリュード」。この分散和音の連続を聴くと、なんともいえないワクワクするような、切ないような気分になります。ファミコンの電源を入れて最初にセーブデータを選択する場面で、この曲をなんどもくりかえし耳にしたのを懐かしく思い出しました。ゲームをはじめる前の期待感を思い起こさせる曲である一方で、全滅した後でセーブデータを選ぶときのやるせない気分をよみがえらせる曲でもあります。
 そんなこともあって、ワクワク感と切なさが一緒になって思い出されてしまうのでしょう。音の記憶というのは侮れません。

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コメント

FFをやるということで番組を見ました‼ケフカのアレンジが…かなりスタイリッシュで流行りのチョイ悪風で悪役好きな自分としては非常に興奮しました。ザナルカンドもピアノメインではなく吹奏楽でアレンジをしているのが面白かったです。

私にとっては驚きの音楽会でした。聴衆の皆さんも参加しての曲も楽しそうでしたね。700曲ものレパートリーから5曲を選ぶのはご苦労なさったのではないでしょうか。 それにしてもゲームキャラクターの表情や体の動き 敵キャラクターの倒れ方さえリアルで鮮明な画像で驚きました。ゲームといえど進化してるんですね。素晴らしい音楽が加わりもはや芸術ですね。

4/3のFF特集見ました…。
物凄く面白かったです!!
6/5にFFの吹奏楽コンサートが名古屋で有るのでチケット獲得して、予習がてら見たのですが…本当に楽しかった(^O^)
4/24にも植松伸夫先生が登場するとかで…此方も非常に楽しみです!

ゲームにはストーリーがあり世界観があります。その世界観を大事にしているファンがいます。
FF10のオープニング曲など世界観、トンマナが全く違う編曲をされたのは大変残念でした。
せめて、編曲される方、番組の編成の方は、ゲームを知っていただき放映していただきたかった。ほんとに残念です。

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