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世界の祭りを音楽で楽しむ休日

投稿日:2019年08月03日 10:30

夏といえばお祭りの季節。今週は世界の代表的なお祭りを、音楽とともにご紹介いたしました。
 フラメンコギタリストの沖仁さんが紹介してくれたのは、スペインのセビーリャの春祭り「フェリア」。「フェリア」で踊られるダンスが「セビジャーナス」と呼ばれていましたが、このダンスの起源は民俗舞踊セギディーリャにあるんだそうです。セビーリャといえば、ビゼーのオペラ「カルメン」の舞台。そういえば、このオペラにはカルメンがセギディーリャを踊る場面が出てきましたっけ。なんだか「フェリア」で踊っている女性たちがみんなカルメンに見えてしまいそう……。
 沖仁さんがセビジャーナスは振りが決まっているので、おぼえればだれでも踊れるとおっしゃっていましたが、これを踊れたらカッコいいでしょうね。振りが決まっていてだれでも踊れるという点では、日本の盆踊りとも通じるところがあります。それにしても「フェリア」は祭りが一週間も続くというのだから、そのタフさは驚くほかありません。
 青森出身の古坂大魔王さんが紹介してくれたのは「ねぶた祭り」。「ラッセラー」の掛け声が印象的でしたが、踊るというよりは跳ねるというのがおもしろいですよね。
 タブラ奏者ユザーンさんのおすすめはインドの「ホーリー」。毒々しいくらいの色粉が強烈でした。お祭りの様子は過激でしたが、ユザーンさんの演奏する伝統曲「カフィー・キ・ホーリー」には癒されます。タブラとシタールの組みわせが幻想的な響きを生み出していました。
 世界でいちばん有名なお祭りは、リオのカーニバルかもしれません。このカーニバルがコンテストになっているって、ご存知でしたか。勝敗があるから、あんなに盛り上がるんでしょうね。工藤めぐみさんのゴージャスな衣装とキレのあるダンスに目を奪われました。

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