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3大テノールの再来!今世界が注目するイタリアイケメン3人組の音楽会

投稿日:2019年07月13日 10:30

今週はイタリア出身の若き3人組ポップスオペラ歌手ユニット、イル・ヴォーロのみなさんをお招きしました。石丸幹二さんも加わっての「マイ・ウェイ」、実に聴きごたえがありましたね。
 イル・ヴォーロがデビューしたのは2009年のこと。イタリアのテレビ局RAIのオーディション番組がきっかけです。結成当時、メンバーは14歳から15歳の少年たち。世界に羽ばたくように、イタリア語で「飛ぶこと」を意味する「イル・ヴォーロ」と名付けられたんだそうです。そして、彼らは人気ボーカル・ユニットに育ち、その名の通り世界中を飛び回っています。
 イル・ヴォーロにとって、モデルとなったのは「三大テノール」でしょう。ドミンゴ、パヴァロッティ、カレーラスという当代一流のオペラ歌手たちが、1990年、サッカーのワールドカップ・イタリア大会を機に一堂に会してコンサートを行ったところ、これが爆発的な人気を呼び、「三大テノール」という呼称が定着しました。当時、主役級テノール歌手を3人集めるというアイディアは、型破りで斬新なものだったのです。
 本家「三大テノール」がそうだったように、イル・ヴォーロも同じテノール同士でありながら、メンバーそれぞれに異なる声のキャラクターを持っています。画面に向かって左のジャンルカはリリカルで硬質な美声。声質も「イケメン」といった感じがします。中央のイニャツィオは明るくのびやかな声で、無理なくスッと高音が伸びてゆくのが魅力。右のピエロは輝かしく張りのある情熱的な声。オペラだったらヒロイックな役柄が似合いそうです。
 歌のすばらしさに加えて、3人の陽気な人柄も印象的でした。気取りがなく、若者らしい打ち解けた雰囲気があって、日本語にチャレンジするなど好奇心も旺盛。こういったところは、いかにも今風のスターだなと感じます。

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