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もっと東京藝術大学を知る休日

投稿日:2017年06月18日 09:30

今週は「もっと東京藝術大学を知る休日」。先週に続いて、普段は目にすることのできない東京藝大の様子をお伝えいたしました。
ピアノを備えた個人練習室が廊下にずらりと並ぶ光景は、一般の大学では見ることのできないものですよね。100室以上もあるという数の多さにも驚きました。
さらに驚きなのは奏楽堂です。大学のなかにあれだけ立派なコンサートホールがあるんですね。奏楽堂はサイズもほどよく、音響もすぐれたホールです。レッスンに使われるだけではなく、一般に公開されたコンサートも多数開かれています。プロの楽団である藝大フィルハーモニア管弦楽団、学生たちを中心とした東京藝大シンフォニーオーケストラや東京藝大ウィンドオーケストラといった団体が定期的にこの奏楽堂で演奏会を開いています。また、優秀な学生がソリストとして藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演するモーニング・コンサートも開催されており、多彩なレパートリーがとりあげられるのも魅力。入場料は格安です。お近くの方はぜひいちど足を運んでみてはいかがでしょうか。
大浦食堂の話もおもしろかったですよね。バタ丼、おいしそうでした。バタ丼は藝大出身者にとってのソウルフードだという話をよく聞きます。材料はもやし、豆腐、しょうゆとマーガリン。手軽にそろいます。卒業生のなかには家庭で再現して味わっている人もいるとか!?
教授陣の豪華さも藝大ならでは。ヴァイオリンのマンツーマンのレッスンでは、フランスの名奏者ピエール・アモイヤルが指導していました。レッスンは英語。クラシックの音楽家を志す人にとって語学は避けて通れません。英語はもちろんのこと、人によってはドイツ語、フランス語などもできたりして、みなさん本当に優秀なんですよね。切磋琢磨の日常がうかがえました。

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コメント

2週に渡って放送された魅力あふれる東京藝大の特集 別世界を覗いたようで興味深いものでした。学生の皆さんの誇りを持って真摯に音楽に向き合う姿勢に脱帽です。

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