今週は「リズムを楽しむ音楽会」。オルケスタ・デ・ラ・ルスと東京佼成ウインドオーケストラのみなさんが最高に楽しい演奏を聴かせてくれました。
ボサノヴァ、スウィング、マンボなど、だれもが名前を知ってはいるものの、じゃあどういうリズムかと尋ねられても、説明するのは難しいものではないでしょうか。そんなリズムの仕組みや成り立ち、楽器について、いろいろな発見がありました。
「ソウル・ボサ・ノヴァ」で登場したのはブラジルの民俗楽器スルド。リオのカーニバルで使われているのはこの楽器だったんですね。長時間叩いて踊りながら行進するため、軽量化されているという話には納得です。
それから「クイーカ」。コキュコキュという独特の摩擦音がとてもユーモラス。この音、どこかで聞き覚えがあるような……。そうだ、「できるかな」のゴン太くんの声では!?(古くてすみません)
「シング・シング・シング」が、スウィングとアフリカのジャングル・ビートの交代で出来ているという話には目から鱗が落ちました。スウィング・ジャズの代表曲ということで、アメリカそのもののような音楽だと思っていましたが、実はアフリカ的な要素の強い音楽だったとは。ジャングル・ビートって、ワイルドでズシンと来ますよね。
マンボの起源はキューバ。軽快なリズムですが、こうして説明を聞くと、なかなか複雑なリズムであることがわかります。もっとも有名なマンボは、なんといってもマンボ・キングことペレス・プラードの「マンボNo.5」でしょう。「アァ~~~、ウッ!!」の掛け声がたまりません。
ところで、ペレス・プラードの楽曲には「マンボNo.5」以外に「マンボNo.8」というヒット曲もあるんだそうです。ということは、No.7とかNo.9とか他の番号のマンボもあるんでしょうかね?
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リズムを楽しむ音楽会
投稿日:2017年05月07日 09:30
コメント
楽しい音楽会でした。演奏家の皆さんも楽しそうでした。ゴン太くんの声は楽器だったのですね!メドレー最後の曲は高校野球応援歌の定番曲!そして「マンボNo.8」今度ぜひお聴かせ下さいませ。