いつものメリークリスマス

2013年12月18日

クリスマスムードが街に充満してきました。
六本木ヒルズのクモのオブジェの横には、

大きなクリスマスツリーがお目見えしています。

こういうツリーを見ると思い出すなぁ。
母校のイベント、「点火祭」。
私が１６年間（！）通った青山学院は
プロテスタントの学校で、
クリスマス前にはキャンパスの真ん中に
巨大なクリスマスツリーが登場するのです。
クリスマスの４週間前の金曜日に、「点火祭」といって
ツリーをライトアップする礼拝が行われるのですが、
聖歌隊やハンドベルクワイア、ブラスバンドが音楽を奏で、
幼稚園から大学まで、キャンパス中の人々が集う
華やかでスペシャルなイベントなんですね。

小学生のころから必ず参加していました。
アメリカに行っていた期間以外だから、１４回。
観客としても、聖歌隊としても、ハンドベルクワイアとしても参加しました。
冬の心地よい寒気の中うっとりするような光が灯される瞬間、
ポッと心があったかくなるような感覚とか、
老若男女が一緒に願いを込める姿とか、
１年に一度しかない点火祭のその空気が大好きでした。

ただ、そんないつもの点火祭、
それこそ１４回もチャンスがあったにもかかわらず、
一度もかなえることが出来なかったことがあるんです。

中学高校とお年頃になってくると、
「点火祭にカップルで行く」という
ナウい輩が出現しだします。
「点火祭にいっしょに行こう」と誘って
想いを成就させる、というのが、
ひとつの定番にもなっていました。
大好きだった点火祭ですから当然、
私もそれに乗っかりたくて、毎年人知れず
年の瀬になるとそわそわしていたのですが、
運が良くないというか意気地なしというかタイミングが悪いというか、
結局ラブリーな点火祭は一度も経験することなく、
卒業してしまいました。哀

今年こそは！！と願いつつ、点火祭には友達や家族と訪れてしまう、
それが私のいつものメリークリスマス。
そろそろ叶えたいこの思いです。