今日、出社しアナウンス部を入ると、
どーん!
小川宛の大きな段ボールにたっぷりと入った
丸々どっしりとしたキャベツと白さ眩しい大根!
伝票の送り主の欄を見ると、
2月に取材帰りに伺った福島県郡山の料理屋さんの名が。
一度しか行っていないのに、
ちゃきちゃきっとしたあの女将さん、
明るくて威勢のいい大将、
私のこと覚えていてくれたんだ・・・
なんだかじぃんときました。
ふと、その時取材した、
郡山の仮設住宅と川内村の自宅を行ったり来たりして暮らしている
おばあちゃんを思い出して、電話をしてみました。
相変わらずの元気そうな声。
自動車の免許更新が出来たことを誇らしげに語ります。76歳。
「畑がやっと元に戻ってきたよ。いつ野菜育てられるか、わかんないけど」
自宅に戻るたびに耕し続けているようです。
もう元のようには野菜は作れないかもしれない。でも諦めきれない。
戻りたい。
そんな思いを胸に。
震災から2年半。
もうなのか、まだなのか。
色んなことがあった気がする。「もう」、2年半。
でも、今日届いた大根とキャベツには、
「まだ」2年半なんだよ、というメッセージが
込められているような気がしました。