クラシックのコンサートに行ってきました。
この日演奏されたのは、チャイコフスキーとラフマニノフ。
有名な曲ばかりだったので、眠くなりませんでした(笑)。
やっぱり生演奏は五感に響く感じでいいですね。
感覚がすうっと研ぎ澄まされて、
指揮者の息遣いやソリストの服が擦れる音まで聞こえてくるようです。
あと、オーケストラのチューニングの音。あれもたまりません。
ビートルズの「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」を
思い出すような。
曲にもよるんですが、
ロックとは違って、クラシックを聴いているときは、
考え事をしていることが多いです。
音楽に集中しろ!!とクラシック好きの方には
怒られてしまいそうですが、コンサートに行くたびに
考え事をしてしまいます。この日もそうでした。
でも、捗るんですよね、考え事が。
頭の中が整理されて、深いところまでいくんです。
いく気がする、だけかもしれませんが。
「モーツアルト効果」って、ご存知ですか?
モーツアルトの音楽を聴くと、学習能力・思考能力が高まり、
知能指数が上昇するというものです。
これついては90年代からいくつもの論文が出され、
研究は音楽療法を大きく発展させているのだそう。
モーツアルト効果をクラシック音楽全般に当てはめるのは
拙速ですが、クラッシックは他ジャンルに比べて、
より脳みそに寄り添ってくれる音楽だなぁと思います。
いつもは音に「乗って」いますが、
音に「寄りかかる」のも、心地よいものです。
♪セルゲイ・ラフマニノフ「交響曲第2番第3楽章」♪