ハマっています
2015年05月29日

またまた久しぶりの更新となってしまいました・・・。
不思議な気まずさがありますね、久々のブログというのは。
水の交換を忘れて萎れ気味になってしまった切り花に、
いよいよまずい・・・と慌てて水切り・水揚げをして、
ごめん!頼む!もどれ!と念ずる、
その時の焦燥と後ろめたさに似ています。

花瓶の水にダメ押しのように投入する栄養剤のような「飛び道具」的なネタは、
残念ながら今持ち合わせておりませんので・・・

今回は私の日常から綴らせていただきます。
唐突に、最近聴きこんでいるアルバムについて。

2年前に観た映画、「世界にひとつのプレイブック」
(ブログでも感想を書いていました⇒https://www.tv-asahi.co.jp/reading/hst_ogawa/1257/
で曲が使われていて気になったのが最初の接点。
その後、某なんでも買えてしまうネット販売サイトに
「あなたこのアルバム好きなんじゃない?」とおススメされて
ファースト・アルバムを聴いてみたのが、2回目の接点。
かっこよさに、気圧されるような感覚でした。
そして先月、セカンド・アルバムが発売され、
今本格的にハマっています。

写真

アラバマ・シェイクスという、アラバマ出身の4人組バンド。
メジャー・デビューが2012年というのが信じられないくらい、
音を取りまく空気の厚みが、貫録と風格に満ちています。
ジャンルはロックに留まらず、ソウルもありファンクでもありブルースの要素もあり。
60年代、70年代のロックやモータウンのテイストを感じさせるところも、ワシ掴みにされるポイント。
少しかすれたような渋みをまとったサウンドは、
使い古した革みたいな柔らかさとこなれた風合いに満ちていて。
心地良さが押し寄せたかと思うと空気が引っかかれて捻じれるような違和感があったりと、
一筋縄ではいかない展開もすてきです。
そこに一つの楽器のように乗っかってくるボーカルもこれまた、
味わい深いんです。
男性なのか女性なのか、お若いのか年配なのかも分からず
初めて聴いたときは戸惑いましたが、女性です。
性別も年齢も越えた、ソウルフルな歌声。
しびれます。
本当にカラフルで、本当にかっこいい。

大絶賛を呼んだデビューアルバムは、
グラミー賞にもノミネートされました。
このニューアルバムも、ビルボードで全米1位を獲得したそうな。

仕事のあと、ちょっとアドレナリンが残る身体にちょうどよく染み入って弾けます。
夜に聴くのがおすすめです。ぜひ。

IMG_5056
【今夜の衣装はCOTOOです】

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