スペイン大使館に、リヤドロの展示会を観に行ってきました。
リヤドロはスペインと陶器人形メーカー。
最近はテレビCMでリヤドロのお雛様や5月人形も紹介されていて、
ご覧になったことのある方も多いのでは。
柔らかでひんやりとした透明感を帯びる陶器にかたどられた
あどけない天使の表情や
凛とした女性の優しげな佇まい。
繊細な細工が施された花々や
コロコロと今にも表情を変えそうな犬など、
どれも愛らしくて、とても素敵なんです。
中にはこんなスペインらしいものも。
ドンキホーテに
長靴をはいた猫!
そして私の一番のお気に入りは
レッツ・スウィングと題されたこちら。
かっこいいですよね。
大学2年の夏、スペインに短期留学しました。
リヤドロの路面店に立ち寄ったとき、
とびきり陽気で繊細さとは対極にありそうなスペイン人が
本当にこの儚げなリヤドロの陶器人形を作ったのかと
ギャップに戸惑った覚えがあります(笑)
美しいものを美しいと感じることで
右脳が刺激されて、「脳内モルヒネ」と呼ばれるホルモンが分泌され、
免疫を高めたり、ストレスを軽減したり、
健康を促進したりということにつながるそうです。
目の保養、といいますが、
確かにきれいなものを見ていると、
なんともいえない心地よさに包まれるような気がします。