風に吹かれて

2011年10月21日

今年は、あまりグッと来るアルバムがなくて、
最近はThe WhoとかCCRとか、はたまたクラッシュとか、
ちょっと昔のロックを聴いています。
きょうもふらっと音楽プレーヤーに入っている
ボブ・ディランを久しぶりに聴いていると、
流れてきたのは「Blowin’ in the Wind」。風に吹かれて。
優しいメロディが繰り返されるこの曲は、反戦歌です。
呟きのような語り口に、
ちょっと泣きそうになりました。

世界で歌われてきた数多ある反戦歌。
ベトナム戦争下のアメリカで歌われた数々のフォークソングや、
ジョン・レノンの「イマジン」、
ピーター・シーガーの「花はどこへ行った」などが有名です。
他にスティングにU2、日本だとRCサクセションや、
ブルーハーツといったアーティストも、反戦歌を多く歌っていますね。

繰り返し繰り返し歌われ続けるにもかかわらず、
今日もどこかで血が流れています。
実際に戦場にいるひとたちは、
こういった反戦歌を聴いたとき、
どんな思いがするのだろう。
そう考えると、虚しさでいっぱいになります。

きょう、１０月２１日は、国際反戦デーです。