あきらめが悪い
2015年11月27日

ぴぴぴぴ・・・
スマホがけたたましく鳴って、起床の時間を告げるも、
「あと10分・・・」
すばやく10分後にアラームを再設定して2度寝。

ぴぴぴぴ・・・
「もう少し、もう少しだけ・・・」
すー・・・
・・・
・・・
ぱちっ
「はっ!!!」

アラームをかけず3度寝を始めてしまった私がようやく目を覚ましたのは、遅刻ぎりぎりの時間。
8分目くらいのお化粧にこれまた8分目くらいのヘアメイクを施し、
朝ごはんだけは12分目しっかり食べ、
駆け出してなんとか予定の時間に到着。
仕事にどうにか間に合いました。

写真撮影の仕事です。
インターネットに掲載する素材などの撮影。
今日はこんなメンバー。

写真1

私は森アナに撮ってもらいました。

写真2

いつまでたっても、苦手なんですよね・・・。
テレビカメラにはさすがに慣れても、写真はどうしても照れます。
一眼レフのレンズを向けられると表情がこわばって、
あとで確認すると、目を瞑っていたり頬が引きつっていたり、
使える写真が極端に少ないのが私です。

でも最近は、そんな写真が苦手な人間にもありがたきツールが溢れていますよね。
例えば最近知った、スマホ写真用アプリ。
無料のアプリなんですが、簡単にかなり高度な修正をかなえてくれます。
その威力をお見せしましょう。

ビフォー

写真3

アフター

写真4

ビフォー

写真5

アフター

写真6

※協力:新人・山崎アナ

・・・じぇじぇ・・・!
もう、詐欺のレベル。
なんでもできちゃうのね。
恐ろしき時代です。

さすがに加工した写真をブログなどに使ったりはしませんが、
こんなに思い通りにできてしまうと、
諦められなくなりませんか?
少しでも写りをよくしようと、欲が出てくる。
ろいろこねくり回し、細工を重ねて・・・。

気づいたら、自分じゃなくなっているんですよね。

思えば、使い捨てカメラには、ありました。
一瞬に賭ける思いでシャッターを切るときの程よい緊張感。
写真屋さんに出来上がった写真を取りに行くときの高揚感。
帰り道に待ちきれなくて封を開け、
渾身の一枚が残念な仕上がりになっていたときのガッカリ感と、
それに次ぐ、「諦め」。

目覚ましだって。
アラームをちゃちゃっとセットできる機能がなく、
置き時計のねじをいちいち回していたかつては、
1度の「りんりんりん」で起きなければ!という強迫観念がものすごかったし、
無茶な2度寝はやめよう・・・という「諦め」もまた、スカッとしたものでした。

便利さに甘んじると、往生際が悪くなっちゃうものですね・・・。

「諦める」という言葉には、
「明らかに見極める」という意味もあるんだそうです。
もちろん諦めちゃいけないこと、
諦めたくないこと、諦められないことはありますが、
その欲は追うべきものなのか、
明らかに見極められる人間でありたいものですっ。

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