バトン

2015年10月09日

ノーベルウィークに連日、沸いていますね！
月曜日は医学生理学賞、火曜日は物理学賞と、
日本人の受賞も相次ぎました。
「報ステ」も今週は笑顔でスタートできた日が多かったような。
笑ってニュースを伝えられるのは、この仕事をしていて何より嬉しいことでもあります。

さてそんな今週は、個人的にはプライベートにもビッグニュースが舞い込みました。

生まれたのですっ

赤ちゃん♪
わが子みたいに抱っこさせてもらいましたが、
ぎこちなさが溢れかえっていますね。（笑）

月曜日、大親友に待望の赤ちゃんが誕生したんです。
木曜日のお昼に、会いに行ってきました。

生後３日の男の子。
うわぁ・・・生まれたて！
考えてみたらここまで生まれたての赤ちゃんに触れるのは初めてです。
小っちゃくて軽くて柔らかくて、
数日前までは羊水の中にいたと容易に納得できるふやけ具合。
でもいっちょまえに百面相で表情が豊か！ちゃんと人間なんですよね。

おなかに居たときから、いや、おなかが膨らむよりずっとずっと前から、
私待っていました。

やっと会えたね。

「気になる人がいるの」
恥ずかしそうに打ち明けてくれた高校３年生の時の親友を思い出します。
私と同じクラスの、みんなのいじられキャラの男の子のことでした。
文化祭の日、彼と写真が撮りたい！というので、
彼の友達と協力して、２人を引き合わせたんでした。
思えばあれが始まりだったなぁ。
あのモジモジとドキドキを、昨日のことのように思い出します。

あの写真がなかったら、この子はいないのかもしれないなぁ・・・。

小学生の時からの友人がお母さんになるということ、
高校生の時からの友人がお父さんになるということ、
あの日があっていまがあるということ、そして、
生を受けたばかりの小さな命が目の前で呼吸しているということ、
すべてが感慨深くて愛おしくて、
思わず涙がぽろり、こぼれました。

先週末は、久々に祖母にも会いました。

祖母がいなかったら父もいないし、その父が母と出会わなければ私もいない。
そんな奇跡の連なり、脈々と流れる時の中に、自分はいるんだなぁ。
じーん。
壮大な思考に酔う、今週のわたくしだったのでした。