選挙
2014年12月16日

今、ものすごく解放されています。

14日日曜日の「選挙ステーション」。
解散からの3週間、やっぱり気持ちが落ち着かない中で
選挙区や選挙公約のことばかり考えて準備を重ねていたので、
無事放送を終える事ができ、ホッとしております。
ご覧下さった皆様、どうも有り難うございました!

その番組の冒頭、私はスタジオを飛び出して、
テレビ朝日のすぐ近くにある港区立六本木中学校から
中継でお伝えしました。
東京1区の投票所になっている、都会のど真ん中にある中学校です。
最新の投票率の情報と併せて、投票が締め切られて
投票箱が開票所へと運ばれていく様子などをお伝えしたんですが・・・

投票箱って、タクシーで運ばれるって、ご存知でしたか!?

私、結構びっくりしてしまいました。
てっきり黒塗りのワゴンカーですとか、
もっと仰々しい形で運ばれていくのかと思ってましたが、
投票所に横付けされたのは、ふつうの民間のタクシー3台。
なかなかこれ、意外でした。

港区の選挙管理委員会の方によると、
区役所の車両では全ての投票所をカバーできないので、
民間のタクシー会社と契約して投票所の運搬を委託しているそう。

地域によっては違いはあるかもしれませんが、
投票が締め切られたあとの午後8時台、
港区ではおよそ120台のタクシーが、
私達の一票を乗せて走り回っていた、ということになります。
そう考えるとなんだか不思議ですね。

一斉に集められ、一斉に開いた私たちの民意。
投票した方にどんな気持ちで投票箱に票を投じたかお話を伺うと、
アベノミクスの恩恵が末端にも及ぶことを信じて与党に投票した方、
与党が暴走しないようなストッパー役を果たしてほしいと野党に投じた方、
様々いらっしゃいましたが、
もっとも多かったのは、「国民の義務として、仕方なく」という意見。
「本当はいま投票する意味なんてわからない、虚しい選挙だと思っているけれど、
子どものためにも大人としての姿勢を見せなきゃと思って」と、
中学生くらいの娘さんを連れてきていたお母さんや、
30代くらいの男性が、「期待感はなく、ただただ義務感で来た」と語っていたのが
とても印象的でした。

投票用紙に書かれた“民意”だけでなく、その言外に漂う“民意”や
投票率に表れた“民意”・・・。
国民のさまざまな思いを感じながら、
当選された方々には政治を行っていただきたいなと感じます。

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