限りなくアレに近いブルー
2014年09月05日

あまり見ない色のスカートがあったので、買ってみました。

写真1

少し黄味を帯びた鮮やかなブルー。
珍しいけれど、なんだか懐かしい。
どこかでいつも見ていたような、
いつも近くにあったような気がする色・・・。

ほっとするのはなんでだろう。
きっとものすごく縁があるものに違いない。

と思いながらこのスカートを着て通勤した今朝。
電車を降りて駅のエスカレーターに乗ると・・・
発見しました。同じ色のもの。

いつも乗っているエスカレーターの手すりでした。
がくっ

手すり。ですか。
そうですか手すりですか。

もう少しなにか、ロマンチックだったりノスタルジックだったり、
ジーンとくるかつての色の記憶が蘇ったりするものかと思っていたのに、
手すりでした。
ドラマや映画のようにはいきませんね。

そう、ブルーといえば。
先日大手ビールメーカー、アサヒ・キリン・サントリーの3社が
一斉にプリン体・糖質ゼロの発泡酒を発売しましたね。
先行して発売していたサッポロを追随する形で、
これで4社そろい踏み、新たな熾烈な戦いが始まる予感と
番組でもお伝えしました。

その4つの缶のパッケージが、揃いも揃ってブルーだったんです。
濃淡・色味は微妙に異なりますが、
「青で行きましょう!」と示し合せでもしたかのようです。
メーカー勤務の友人に聞いてみたところ、
イメージカラーは消費マインドのマーケティングや
打ち出したいコンセプトなどから編み出されるので
やっぱり競合する商品だとどうしても似てきてしまう、
ということもあるんじゃないかなー、とのこと。

青がアピールするイメージといえば「爽やかさ」「冷静さ」「安全」「安定」。
プリン体ゼロ・糖質ゼロを謳う商品が、
高まる健康志向にアピールしているものなだけに、
青いパッケージをまとっていることは頷けますよね。

色のイメージというのは潜在意識への働きかけが強いもの。
たとえば食欲を増進する赤は、なるほど
ファストフードや居酒屋に多く使われています。
「安心」「平和」「生命力」を連想させる緑は、
青もそうですが、銀行など金融関係の企業によく使われる色だそう。

「カラーセラピー」というものもあるように、
色のパワーは知らず知らずのうちに私たちを癒やしたり不安にさせたり、引き寄せたりと
深層心理に働きかけているんですね。

で、私はなぜか、
「いつも使っているエスカレーターの手すり色」のスカートに
親近感を覚えて買ってしまった、というわけです。
よりによって手すりにね。

そんな手すり色のスカートで会社に到着すると、
エレベーターの前で、野村真季アナにばったり遭遇。
「珍しい色のスカートね」と話しかけられたので
手すり色なんです、と謎の返答をしたところ・・・。

「あ、そうなの。
ドラえもんかと思ったわ」

・・・あ。

なんだ。
そうじゃないか。
これじゃないか!

写真2

ドラちゃん色・・・!!!
ほっ

そんなわけで「STAND BY ME ドラえもん」、
絶賛上映中でございます。

写真3

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