会社の近くのレンタルビデオ店が、リニューアルしていました!
映画に囲まれた空間・・・やはり堪らんです。
入り浸ってしまいそう。
さて。ある日のこと。
朝起きてご飯を食べ、バタバタと支度をし、
慌ただしく家を出て電車に乗り、本を読み、
電車を降り、会社に向かって歩きながら、
そうだ、友人にメールを返さなきゃ・・・と
カバンの中をガサゴソ探っているときようやく、
スマートフォンを家に置いてきたことに気づいたんです。
いわば小さなパソコンといえるスマホ。
打ち合わせの時にも手に届くところに置き、
わからないことがあるとすぐ調べたり、
ちょっと息抜きがしたいときにはアプリをいじり、
生活に欠かせないものになっています。
その日は一日、そんなスマホ抜きで過ごしました。
さぞかし不便だろうと思ったんですが・・・
打ち合わせでは、頼るものがない分、じぶんの頭で考える。
息抜きには、普段読むことのない雑誌に目がとまる。
連絡がつかない環境にいることは、ちょっとした
「開き直り」につながって、妙に楽になれたりもして・・・
なかなか、心地よいではないか。
アメリカでは、巷で「デジタル・デトックス」というのが
ちょっとしたブームだそうです。
スマホに依存しすぎることに自分でブレーキをかける。
いってみれば「脱・スマホ」のことです。
ニューヨークでは、「電話の山」ゲームが流行っているんですって。
食事中、テーブルを囲むメンバーがそれぞれの携帯電話を一か所に集め、
画面を見てしまったものが食事代を払わされるんだそう。
カリフォルニアではデジタル・デトックス・キャンプなる、
スマホから強制的に離れる合宿も行われているんだとか。
デザイナーのマーク・ジェイコブスは、
寝室にスマホを持ち込むのを自ら禁止しているらしいです。
へぇ~
その便利さゆえに手放せない現代人の必須ツールとなっているスマホですが、
いろいろな面で人を疲弊させてしまっている部分もあるんでしょうね。
酒は飲んでも飲まれるな、じゃないですが、
スマホも「たしなむ力」が必要ですね。
私も「スマホ休み時間」を設けてみようかな。