月餅感
2013年10月01日

久しぶりにこの映画に手を伸ばしました。
初めて見たのが昔過ぎて内容はほとんど覚えていません。

写真1

「グレムリン」。
しかも、2(ツー)。

パァーっとストレス発散のつもりだったんですが、
逆に疲れました。

甘いものが食べたくて久しぶりに月餅食べたら、
あれ?口の中の水分全部吸い取られたよ?
こんな感じだったっけ月餅って。

という感覚に似ています。

映画の表紙にいる可愛らしい生きものは、
ギズモという名のモグワイという生物です。
モグワイの飼育には3つのルールがあります。

1.水をかけてはならない。
2.太陽光を当ててはならない。
3.深夜に大量に食べ物を与えてはならない。

これを破ってしまうと、度の過ぎた悪戯好きなモグワイが増殖し、
さらに残忍なグレムリンという怪物となって
周囲をパニックに陥れる。
という、モグワイを巡るてんやわんやが、
この映画の中身となっております。

ストーリーなんてあってないようなもの、
ハチャメチャがひたすら続くのですが、
先の見えない展開の妙に最後まで飽きず。
B級の底力を見た感じ。

なんだかんだ言って、月餅はおいしかったです。

でも、諸悪の根源が可愛らしいクリーチャーたった1匹という皮肉。
ペット問題や子育て問題、はたまた環境・自然破壊など、
ひょっとしてさまざまな現象を風刺しているのかも。
そう考えると、「薄っぺらくて奥が深い」映画です。

単純そうなものでも、
時が経つと、また、角度を変えると、
違って見えるものですよね。
今まで気づかなかったものに出会えたりして。

写真2
うちのモグワイ。

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