夏休みを一週間頂き、旅行で羽を伸ばしてきました。
乗り継ぎのウィーンでしばらく過ごした後、
向かった先は、クロアチアのドゥブロブニク!
ジブリ映画、「紅の豚」の舞台となったところ。
オレンジ色の屋根がひしめき合う城塞の町を
城壁から見下ろすと、それはそれは息を呑む美しさ。
中世の雰囲気をそのまま残した路地裏。
いたるところで干されている洗濯物さえも、絵になります。
「アドリア海の真珠」と呼ばれるこのヨーロッパのリゾート地で
のんびりと過ごした後、こんな場所に足を延ばしました。
ボスニア・ヘルツェゴビナの、モスタルという町です。
旧ユーゴ崩壊に伴う紛争の中で、最も悲惨だと言われる
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の激戦地だったモスタル。
美しい橋は紛争時に爆破され跡形もなく壊されましたが、
2005年にユネスコや世界各国の支援を得て再建され、
以来、世界遺産に登録されています。
復興し、美しく観光地化しているかと思いきや、
お土産物屋さんのひしめく通りを抜けると、
紛争当時のまま、廃墟と化した建物が、
いたるところに残っていました。
この中で何人の人が亡くなったのだろう・・・
そして生々しく無数の弾痕が残る居住地に
住み続ける人々の営みを出窓から感じ・・・
ショックでした。
このことは落ち着いてから、
テレビ朝日アナウンサーズのブログに書こうと思っていますので、
またそちらでチェックしてくださいね。
モスタルに行ってからというものの、
シリアの内戦のニュースが
一層生々しく、胸苦しく感じられます。
なにはともあれ。
今週からまた、よろしくお願いいたします!