テレビ朝日の社員、スタッフが学校に直接出向き、テレビの舞台裏を紹介する「出前授業」。10月14日(火)は東京都港区立赤坂小学校で5年生の3クラス、約90人の児童に実施しました。
講師は広報局お客様フロント部の久慈省平と、総合編成局アナウンス部の矢島悠子の2人。
久慈講師は報道局で社会部記者、「報道ステーション」ディレクター、災害報道担当部長などを務めた〝ニュースの達人〟。
「子どものころにアナウンサー体験をやったことがあり、それがいまの仕事の原点になっている」と話す矢島アナウンサーは「出前授業」デビューとなりました。16年前にBS朝日のニュース番組で共演した2人が、この日は〝先生〟として再共演です。
大都会のど真ん中にある豪華な校舎が目を引く赤坂小学校。同校は港区としては3校目となる小中一貫教育校で、教育に力を入れていることが分かります。
前半の授業は「ニュースができるまで」。
久慈講師は「ニュースで大切なことは速さ、正確さ、分かりやすさ」であると説明、「事件記者は毎晩のように刑事の自宅を訪れて、情報を入手している」という取材現場の裏話を披露しました。
矢島アナは自らが出演していた夕方のニュース情報番組「スーパーJチャンネル」の特徴をあげて、「次々にニュースが飛び込んでくる時間帯なので、アナウンサーとして鍛えられました」と話すと、子どもたちから驚きの声が上がりました。
後半の授業は大人気の「ニュース体験」。
実際のニュース原稿を使って、時間通りに原稿を読むアナウンサー、カウントを出すディレクター、正確に時間を計るタイムキーパーの仕事を全員で練習。
アナウンサーの仕事を教えた矢島アナは「恥ずかしがらず、口を大きく開けて、ゆっくり読みましょう」とアドバイス。残り時間を考えながら、読み方の速さを変化させるプロの技も披露しました。
代表チームの発表では、矢島アナがアナウンサー役の一人一人に読み方のコツを教えると、はじめはうまくできなかった子どもたちも再チャレンジで大成功!クラスメートから大きな拍手を受けていました。
仕事のやりがいを聞かれた久慈講師は「記者という仕事は、いろいろなところに行って、たくさんの人に出会い、自分が書いたニュースで社会が少しずつでも良くなっていくことが醍醐味」と話すと、
矢島アナも「アナウンサーの仕事はいろいろなジャンルがあるけれど、どれもやりがいがあります。誰かにニュースや思いがちゃんと伝わった時は本当にうれしいです」と話しました。
赤坂小学校の皆さんがテレビやニュースに関心を持ってくれるとうれしいです。
「出前授業」は小学5年生から大学まで、さまざまなカリキュラムで実施しています。ご希望される学校はテレビ朝日HPをご覧ください。https://www.tv-asahi.co.jp/teleasa/demae/










