今回は、東京外国語大学で5回にわたって行われた出前授業の報告です。
授業の内容は、「身近な地域の魅力をPRするミニ番組を制作する」というもの。
国際日本学部 1年生の日本人学生49人、留学生33人が参加しました。
広報局お客様フロント部の松井英光が、「企画の立て方や番組制作について」などの授業を4回実施
その内容をふまえ、皆さんに番組を提供するスポンサーも想定し、5分~8分の番組を考えてもらい
ました!
大学周辺の「観光・伝統文化・スポーツ・芸術・地域振興・産業・歴史・農業」をテーマに8つのグループに分かれ、企画書や構成台本作りからスタート。
その後、題材に関わる場所を訪れロケを行い、時間をかけて編集。1つの番組を制作しました
最終回の制作発表会には、広報局の長田明局長も講評として参加。
松井講師と共に、それぞれの番組の視聴率予想・スポンサー満足度を点数にして付けました。
学生さんによる1分間の番組紹介の後に、皆で番組を視聴
“着物レンタルVASARA”を想定スポンサーとした地域振興班の「調布市ぎ(超ふしぎ)なペギーの冒険」や、“ヤマザキ”を想定した農業班の「ベジ探偵みやび」など、どのグループの作品も大変完成度が高く、講評を担当した二人も点数を付けるのを悩みながら見ていました。
その中で最高得点を得たのは・・・「歴史」班
こちらの班が制作したのは、西武鉄道を想定スポンサーとした、恋愛ドラマ。
調布飛行場や飛行機の防空壕“白糸台掩体壕”などを撮影場所に選び、戦時中と現在を交えた男女の恋愛物語を作りました
歴史をきちんと調べ史実に基づいているのはもちろんの事、映像の撮り方や編集など、レベルの非常に高い作品でした!
コチラで優勝作品「花、水迎ふ-Search Through Time-」を公開しています。
是非ご覧になってください
今回の授業を通して、「テレビ」についてだけでなく、モノづくりの裏側にあるチームワークや達成感を学んでいただけたでしょうか?
社会人になった後も、この経験を忘れずに活躍してくれることを祈っています
そしてこれからも色々なニュースや番組に触れ、自分なりの見方を持って貰えればと思います!
出前授業はこれからも学生の皆さんにテレビの面白さを伝えていくため、より充実した内容を目指していきます!小学校5年生以上を対象に、ご要望をお聞きしながら授業の内容を決めています。
詳しくはコチラをご覧ください。