テレビ朝日の社員、スタッフが学校に直接出向き、テレビの舞台裏を紹介する「出前授業」
小学校や中学校に行くことが多いですが、大学でも開催しています。今回は広報局お客様フロント部の出前講師、久慈省平による大学編をご紹介します
久慈講師は報道局で社会部記者、「報道ステーション」ディレクター、災害報道担当部長などを務めてきたニュースのプロ
大学生に合わせた内容でニュースや災害報道をテーマに授業をしています
日本大学
5月9日(木)は東京・世田谷区にある日本大学商学部で約120人の学生に向けて「テレビの災害報道」をテーマに開催しました。
久慈講師は14年前に発生した東日本大震災の映像を見せながら、「当時は津波避難への呼びかけが十分でなかった」ことなど反省点を解説。
その後、緊急放送の訓練を繰り返したり、設備を充実させたりするなどの対策を強化してきたことを紹介しました。
学生からは
「大地震発生時にテレビ局がどのように対応しているのか初めて知りました」
「過去の失敗を繰り返さないために多くの努力をしていることを知りました」
などの感想が寄せられました
実践女子大学
6月6日(金)は東京・渋谷区にある実践女子大学にうかがいました。
テーマは「渋谷キャンパスで大地震が起きたら」。
大学にいるときに災害に見舞われたら、どう行動するべきなのか。防災士でもある久慈講師が約120人の学生に向けてクイズ形式で授業をしました。
「授業中に緊急地震速報が出たら?」
「エレベーター内で揺れたら?」
「揺れが収まった後の行動は?」
など、さまざまなケースごとに学生が回答。
久慈講師は「地震でも大雨でも渋谷駅周辺は危険なので近付かないこと」などと説明したうえで、「渋谷キャンパスは避難場所に指定されている」ことを紹介すると、驚きの声が上がっていました
目白大学
6月12日(木)は目白大学の新宿キャンパスで、メディア学部の学生約80人を対象に「ニュース番組の舞台裏」について講義をしました。
テレビ局がニュース番組をどのように制作しているのかをまとめたVTRを見せながら、誰がどのような基準でニュース項目を選んでいるのか、記者やカメラマンが取材現場でどのような苦労をしているのかなど、久慈講師が自らの経験をもとに裏話を披露しました。
学生からは
「大ニュースが飛び込んできたらどうするのか」
「政治家から報道現場に圧力はあるのか」
など、プロ顔負けの質問が相次ぎました
フェリス女学院大学
6月18日(水)に向かったのは横浜市泉区にあるフェリス女学院大学の緑園キャンパス。
メディア志望の学生ら7人に向けて「ニュースデスクを体験してみよう」というワークショップ中心の授業をしました。
「日米首脳会談」「大谷選手が投手再開」「小泉大臣がコメ調査へ」など、ANN昼ニュースで放送した7つの項目を並べて、それぞれのニュースをどこの部署に取材させるのか、どのニュースをトップにするのかなど、ニュースデスクになりきって判断。
学生からは
「たくさんの情報からニュースを選ぶのは難しい」
「ニュースの順番には理由があると分かった」
などの感想をいただきました。
各大学の学生の皆さん、お疲れさまでした
今回の授業を通じて、少しでもテレビやメディアに興味を持ってくれるとうれしいです。
今回の出前授業の様子は、広報番組「はい!テレビ朝日」でも放送する予定です。詳しくは番組HPをご覧ください。
https://www.tv-asahi.co.jp/hai/
「出前授業」は小学5年生から大学まで、さまざまなカリキュラムで実施しています
ご希望される学校はテレビ朝日HPをご覧ください。
https://www.tv-asahi.co.jp/teleasa/demae/