2010年12月26日 09:30

 今週の放送は「振ってみまSHOW!」の後半戦です。しかし皆さん本当に個性的ですね~。先週の放送を見た友人からも「誰々が良かった!」なんて、まるで審査員になったかのような意見が一杯届きました。番組を見ているみなさんも指揮台に立ったような気分になり、あるいは審査員の一人になったような気分を味わえる、これが「振ってみまSHOW!」の醍醐味でしょう!

 

 さて今週1週間、僕は大阪での「第九」演奏会を指揮していました。1993年から年末に大阪のザ・シンフォニーホールで17年間指揮し続けたシリーズ「佐渡裕21世紀の第九」を今年異例の全5回公演をもって無事に終了し、ひとまず今年で一旦僕が指揮をするのは最後ということになりました。この第九のコンサートシリーズが始まった時、僕はまだ32歳という若さだったわけで、シリーズのタイトルも「21世紀への第九」でした。そんなに若い指揮者にザ・シンフォニーホールの第九を任せるというのは、当時のホールのスタッフが非常に大きな勇気と夢を持っていたからこそ出来たのではないかと思います。毎年日本を代表する素晴らしいソリストと共演することができました。そして17年間、ずっと合唱を担当してくれていたのは、僕の大学時代からの友人でもある、本山秀樹さん率いる京都バッハアカデミー合唱団で、彼らの力は本当に大きかったと思います。関西でここまで高いクオリティーを維持できる合唱団は他にないでしょう。そして、もちろん主役は大阪センチュリー交響楽団のみなさん。僕は数年間このオーケストラの首席客演指揮者をしていましたから、楽団への愛情も想いも一杯あります。

 このシリーズを終えるにあたり、思うことは一杯ありますが、最後の舞台にスタンデイングオベーションで拍手をくださったお客様の姿を一生忘れることはないでしょう。ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。また近い将来、このザ・シンフォニーホールのオープン当初から今に脈々と引き継がれている本当に素晴らしいスタッフと共に、新しいシリーズをまた創りあげたいと思います。長年のご声援ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします!

 今週の放送の頃、僕はもうドイツのケルンにいます。目の回るような忙しさですが、与えてもらったチャンスにはいつも全力で向かいたいと思っています!皆様にとって今年一年はどんな年でしたでしょうか?新しい年が素晴らしい年になりますよう、心からお祈りしています。

 

 

視聴者からのコメント
2011年01月02日 00:00
あさひな

サザエママさん終始嬉しそうで本当に指揮を楽しんでる感じが見て取れましたね。朝から元気もらいました。
個人的にグランプリかな?と思った高校生のパフォーマンス、テレビに釘付けになりました。このままデビューして欲しい勢いでしたよ。
最後のカルメン、客席も一緒にしたら面白いですね。

2010年12月27日 23:33
呑みだめカンタービレ

お鍋の相棒お玉も立派な指揮棒になるんですね。サザエさんに真似た奥様に「ブラボー」ってエールを送ります。

2010年12月27日 21:12
Horn

振ってみまSHOW!は、次回はいつやりますか?

2010年12月26日 22:57
ジュピトリス

「振ってみましょう」は公開録画で見ましたが、指揮者マニアがこんなにいたとは驚きでした。どの方もプロ顔負けの指揮を披露し、指揮者に対する思い入れが見ていて伝わってきました。

出場者の経歴をみますと、どの方も小さい頃からピアノとか地元オーケストラの団員所属等、音楽と関わりがある方ばかりですので、当方のようにコンサートを見に行くだけの人が「振ってみましょう」に出場するのは厳しいのかなって感じました。

2010年12月26日 17:35
優咲

振ってみまSHOW!
すごかったです!
最後のカルメンはついつい一緒になって
手が動いちゃったり・・・
私もやってみたくなっちゃいました♫
私だったら絶対!ホルストの吹奏楽のための第一組曲のシャコンヌやります!
オーケストラじゃないけど・・・汗
機会があったら応募したいです。

2010年12月26日 16:32
Miyabi

佐渡さん、番組スタッフの皆さん、今年1年、毎週日曜日の朝に楽しい時間をありがとうございました。
来年もどんな素敵な企画が登場するのかとてもワクワクしています♪
公開収録は競争率が高く、なかなか当たりませんが、めげずに葉書も出し続けます。落選葉書50枚ぐらいで1回入場させてもらえるとうれしいですけど(^^;
ケルンは駅前の大聖堂が印象的で歴史ある街ですね。そのような街にあるオーケストラからジルベスターという特別なコンサートの指揮のオファーがあったということは本当に素晴らしいことだと思います。
コンサートのご成功を心からお祈りしています。

2010年12月26日 15:06
トクちゃん

今年最後の「題名のない音楽会」で、朝から元気をもらいました♪皆さんの幸せそうな顔と選曲がまた良いですよね~♪最後はテレビの前で「カルメン」を振っちゃった人はたくさんいるはず・・・もちろん私も♪

2010年12月26日 11:27
ふらったー

振ってみまSHOW!、今回も楽しく拝見させていただきました。私は10数年、楽譜と指揮者を追いかける側で「指揮って難しそう・・・」とずっと思っていますが、伸び伸びと指揮をされている皆さんを見ていると指揮台の上に立ってみたいなと思いました。本当に皆さん個性的で活き活きしていて素敵でした☆次回もよろしくおねがいします!
「21世紀の第九」は初日にお邪魔しました。年末生まれで第九は自分のバースデーソングだと思い込んでいる(笑)人間にとって感動は一入でした。本当に幸せなひとときをありがとうございました。

2010年12月26日 10:05
emiemi

個性的な指揮者の皆さんが、恍惚とした表情になるのを見ると、こちらまで「ほんわか」した気分になります。

「佐渡裕21世紀の第九」、今回3回もちろん最終日はクワイア席で聴いてきました。
第1楽章から、佐渡さんに何かが降りてきたような、とりつかれたような表情でした。3楽章は天使が踊っているような表情をされたり。
渾身の演奏を聴けて、幸せな師走でした。

2010年12月26日 09:44
サドラー2号@生涯合唱人

佐渡さん、長年「21世紀の第九」を振ってくださってありがとうございました!17年前、京都会館別館ホールでの練習に初めて来てくださってMの部分でいきなりぴょ~んと飛び上がられたときから、私の眼は佐渡さんにくぎ付け!「こんな歌いやすい指揮者、見たことない!」と大感激し、それまで歌ったことのある小澤征爾さんよりもバーンスタインよりも佐渡さんに「一生ついて行きたい!」と思いました。あれから17年・・・お互い年はとったけど、あの頃私が漠然と感じていた「この人は日本を代表する指揮者だ」という思いは、今や誰の目にも明らかな現実となりました。それはすっごく嬉しいことなんだけど、佐渡さんの指揮であの素晴らしい第九がもう歌えないなんて、信じられません。ぜひまた、アカデミーを招集して第九を歌わせてほしいです。だって、アカデミーは、京都バッハ合唱団がこの第九のためにだけ集めていたメンバーなので、この第九以外ではそれぞれが別の合唱団で活動しているため、なかなか出会うことがないんです。私にしても、今は地元の合唱団で普段は歌っていますし・・・。ぜひぜひ、バッハ・アカデミーとの共演、またお願いします!(だけど、次にアカデミーを招集するときは新規オーディションだろうなあ~)
さて、佐渡さんはもうケルンですね。第九が終わってすぐ、ゆっくりご家族でクリスマスを過ごす時間もなかったのではないでしょうか。ケルンで少しゆっくりされているのなら良いのですけれど・・・。ケルンのジルヴェスターコンサートが素晴らしいものになりますよう、お祈りしています。