最近、電気店のテレビコーナーにいくと「4K」という文字をよく見かけるようになりました。
詳細な説明は避けますが、簡単に言うと現在のテレビの地上波の4倍の面積の解像度を誇るのが「4K」です。
今回「相棒-劇場版III-」ではSONYの協力を得て、相棒史上初の「4K」解像度で挑みます。
フィルムではなくデジタルカメラです。
テープでもなく、ファイルベースの撮影方式です。
(相棒は今回の映画のみならず、ドラマでも数年前からテープは使わずファイルベースでの撮影をしています)
「相棒-劇場版III-」では編集の段階まで4K解像度で行う予定です。
※日本でも4K解像度で撮影された映画はいくつかありますが、編集の段階まで4Kのままでやるのはまだ数が少ないと思います。
カメラ本体は意外に小さいんです。
これはレンズをつけてない本体だけの状態です。
みなさんが街やテレビなどで見かける報道のカメラよりも小さいくらいです。
ところが…
レンズをつけるとこんなに巨大に!
本体より遥かに大きいレンズなんです。
そんなカメラもカメラアシスタントがしっかり守ります。
三脚をつけるとさらに重くなりますが、運搬中。
今回の沖縄ロケではいろんな過酷な場所へと行きました。
強烈な太陽光、雨、湿気、風、暴風、海水など。
海水の中でもばっちり。
これは引き上げたときの写真。
防水キット、水中では浮力で軽く感じるのですが陸にあげるとズッシリ。
臨場感溢れる画を撮るときにはステディーカムにすることも。
この装置をつけて撮影するとカメラの揺れが緩和されつつ、臨場感あふれる映像が撮れます。
ステディ装着完了。
走っているところを至近距離で撮影する場合などに適しています。
(たまにスポーツ中継でも使われたりします。サッカーのコーナーキックとか)
お伝えしているとおり、沖縄で撮影してますが設定上は八丈島とその近くの孤島です!
小中高校生はそろそろ夏休みでしょうか?
夏を楽しんでください!
もうすぐ相棒のドラマのほうの撮影がはじまります!
「相棒-劇場版III-」は2014年GW公開予定!
ではまた。