7月24日(金)に公開された映画『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』。
本作の大きな目玉となるのが、今井竜太郎演じる万津莫/仮面ライダーゼッツが
曽野舜太(M!LK)演じる玖門宗馬/仮面ライダー夢現と激闘を繰り広げる中で覚醒、変身する
映画限定フォーム「仮面ライダーゼッツエージェンドリーム」です。
今回は、谷中寿成プロデューサーとキャラクターデザインを担当する山本輝さんに
そのエレガントかつ夢の詰まったデザインについて直撃インタビュー!
テレビシリーズから紡がれてきた“ゼッツらしさ”の秘密から、
ファン必見のエージェンドリームのデザインのこだわりまで、余すところなく語っていただきました。
▼待望のCODE大集結!「仮面ライダーゼッツエージェンドリーム」ができるまで
テレビシリーズではそれぞれが異なった信念に従い、バラバラに行動することが多かったCODEのエージェントたち。しかし今回の映画では、遂にひとつの目的を叶えるため、白昼夢の中で全員が集結を果たします。その全てのエージェントの夢が詰まった姿こそが「仮面ライダーゼッツエージェンドリーム」です。
映画企画のかなり早い段階、脚本会議の時から「エージェント全員が映画に出てほしい」「CODEが大集結してほしい」という構想はすでに挙がっていたそうです。
――これまでのゼッツの印象とは大きく異なる印象を持ちます。面のデザインに隠された秘密はありますか?
山本「『エージェンドリーム』のマスクは、各仮面ライダー(ゼッツ、ノクス、ドォーン)と、ロードの要素を合わせた複合デザインになっています。
正面から見て、一番上のVアンテナがゼッツ、その一つ下の位置がノクス、さらにその下の眼を横断するバイザーがロードの要素ですね。そしてドォーンは、顎から耳の後ろに繋がるバイザーや角という形で要素を取り入れました」
――ファンの間ではすでに「全エージェントの変身/擬装後が合わさっているのではないか?」という考察が飛び交っていましたが…。
山本「見事的中していますね。やはり皆さんよく見てくださっているなと(笑)。正面だけでなく横から見てみると、ドォーンの耳の後ろに繋がる角など、ラインの繋がりが分かりやすいので、是非いろんな角度から見てみてください」
▼テレビシリーズから紡いできた“ゼッツらしさ”と革新性
――テレビシリーズから続くスーツの“ゼッツらしさ”とは何なのでしょうか?
谷中「『仮面ライダーゼッツ』は、シリーズ初の『世界同時展開(英語圏・アジア圏などでのほぼ同時放送・配信)』を成し遂げた作品です。“仮面ライダー”としてのアイコンを確立するため、パワーアップしても面を大きく変えるようなフォームチェンジは意図的に避けてきました」
山本「また、アーマーを纏わずに肉体のように見える造形を意識しました。黒色の部分には特有の“ハニカム生地”を使用し、テクスチャ感を追求しました。そうすることでライティングした際にのっぺりせず立体感が出るようになりました。他にも、CGで後付けするのではなく、発光スーツを用いて撮影時に実際に光らせるなど、目の肥えた視聴者に喜んでもらえるように造形会社(株式会社ブレンドマスター)と密に作り込みました」
――仮面ライダー史上初の胸ベルトも大きな話題を呼びましたね。
谷中「ベルトが腰にあった時よりも、ある種のアクションでは格段に動きやすくなったという実用的なメリットがありました。これにより、アクション監督の渡辺淳氏にとっても、新しいアクションを存分に取り入れることが可能になり、かつてないほどのバリエーションに富んだアクションを作り出すことができたのではないかと思っています。
さらに映画でも重きを置いた“バイクアクション”においても、ベルトが胸にあることで非常にカメラに映しやすくなり、撮影角度の自由度が向上しました。『新たな“仮面ライダー”の可能性を切り開くことができた』と手ごたえを感じています」
▼「仮面ライダーゼッツエージェンドリーム」ならではの造形と配色に込められた意味
テレビシリーズのゼッツの肉体や血流といった生々しい「バイオ」的なデザインと、CODEの「人工的な技術」が融合し、現れたのが「仮面ライダーゼッツエージェンドリーム」です。
――カプセムの緻密な造形は思わず着目してしまいます
山本「テレビシリーズでのゼッツのシンプルなカプセムに対し、今回はCODEのエージェント全員の力が融合するため圧倒的に情報量がアップ。メカニカルかつ立体的な造形へと進化しました。0〜7のナンバーが振られた部分には各エージェントのカラーが入り、そこから中心に向かってケーブルが伸びるデザインで『エージェントのエネルギーの集結』を表現しました。ちなみに、数字のフォントは各エージェントがしている指輪と同じものが使用されているんです」
――これまで黒ベースでダークなイメージが強かったゼッツですが、今回は初めて白・ターコイズ・ゴールドという高級感溢れるカラーリングのスーツになりましたね。
山本「ベースカラーの『白』は、様々な色の光が集まって白色の光になることから、色(個性)の異なる全てのエージェントの力が集まることをイメージして決めました。また、本作の敵ライダーである『仮面ライダー夢現』の黒ベースデザインとの対立構造を明確にし、正義のライダーとして見せる意図もあります」
谷中「さらにゼッツとしては初となる、洋画のエージェントをイメージした「腰マント」を装着しました。マントが映えるアクロバティックなアクションも必見です」
――テレビシリーズとは大きく異なりながらも、やはり”ゼッツらしさ“を感じさせるデザインになっています。
山本「全身には、パッと見て『ゼッツだ』と認識できるようゼッツのパーソナルカラーであるターコイズが配置されています。よく見ると胸のターコイズ部分には泡のような模様が。これは「泡沫のような時間」を表しており、エージェント集結という奇跡が、白昼夢の世界に現れたほんの一瞬の夢であることを表現しています」
谷中「この奇跡でどんな夢が達成されるのか、是非映画館で見届けてくださいね」
「仮面ライダーゼッツエージェンドリーム」のスーツのデザインから知ることができる、
映画に込められたこだわりと『仮面ライダーゼッツ』がテレビシリーズから通して大切にしてきたこと――。
本記事を踏まえた上でもう一度見れば、更に新しい角度から映画を楽しめることでしょう!
是非スクリーンの大迫力な映像で、『仮面ライダーゼッツエージェンドリーム』を満喫してください!






























