4月というと年度替わり
学校や仕事など新しい環境で生活をスタートする方も多いのではないでしょうか?
変わらない毎日の中でも、普段使わないルートで通勤、通学してみようかな?気になっていたパン屋さんに行ってみようかな?なんて、少しだけ違うことにチャレンジするのもいいかもしれませんね
東京では3月14日に靖国神社の桜が開花観測史上最も早い開花宣言となりました
3月後半にかけて満開の便りも続々と届きました
六本木毛利庭園の桜も…
毎年この時期はさくらを見ながら出社するのが楽しみです
さて、お出かけが増えるこの季節気になるお天気や、交通情報を知りたいときに役立つのが…
情報カメラ
3月3日公開のガイドちゃんねるでは、けやき坂に設置されていた情報カメラを取材してきました
まだご覧になっていない方はこちらから!
テレビ朝日の情報カメラは全国各地におよそ50台設置されています。※系列局、他局のものは除く
なぜこんなにも多く情報カメラがあるのかというと…
第一の目的は災害時の対応
災害時は、いち早く現地の被害状況を把握し、少しでも被害を減らすために適切な情報を提供する必要があります。
様々な地域に設置されている無人のカメラだからこそ、取材クルーが現地に到着するよりも「早く」、そして「安全に」皆さんに現地の様子を届けることができるんです
実際に地震など災害が発生した際には、ここ副調整室・サブから、すべての情報カメラの映像が集約されている回線センターへ連絡し、すぐに映像をつなぎます。
なんと10秒~20秒、遅くとも1分かからず回線をつなぐことができるそうです
普段は、天気予報や道路交通情報、街中の混雑具合をお伝えするときに活用されていますが、私たちの命を守る災害報道の一端を担っていたんですね
ちなみに、副調整室・サブでは一度に3台まで、情報カメラを操作することができます
天気予報や道路交通情報などを伝える際は、こうして各地の様子を届けているんですね
さて、今回の取材ではとっても貴重な部分も見ることができました
それは、情報カメラを扱う部署のメンバーもほとんど見たことがないという実際の情報カメラの中身
こちらは渋谷に設置されていたもの。廃棄寸前のところで取材できましたラッキー
本編ではカバーを簡単に外しているように見えましたが、実は反対側のモーター部分はなかなか開かず…
佐藤さんと同じく情報カメラを担当する後上さんも助っ人として登場し、2人がかりで開けようとしますが…
どうやら防水防塵のためのゴムパッキンが経年劣化でくっついてしまっているよう…
「残念だけど、今回は見ることができないな…」と諦めて、お話を伺うことに。
何やら奥で作業を続ける後上さん
次の瞬間
パッカーン開きました
佐藤さん、後上さん、ありがとうございます
こうして無事、皆さんに超貴重な情報カメラの中身をお届けできたのでした
さらに…どのくらいの重さがあるのか?と持ち上げてみることに
「お、重い…」
見た目とは違って重い
佐藤さんによると「20㎏弱くらいかなー?」とのこと
こんなにも重たいカメラをビルの屋上やスカイツリーなど高いところに設置するのは、なかなか大変ですよね
しっかりと土台を組み立てて、大きなボルトで固定するんだそうですよ
ぽかぽか陽気でお出かけしたくなるこの季節
天気予報を目にすることも多いと思います情報カメラの映像が登場した際には、ぜひ思い出してみてくださいね
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