11月1日より六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催される「THEドラえもん展TOKYO 2017」。
「あなたのドラえもんをつくってください」
をテーマに村上隆さんをはじめ28組のアーティストが集まった企画展
2002年以来、15年ぶりにドラえもんと現代アートがコラボレーションします
開催に先立ち7月31日(月)、記念クロストークが行われました
会場には展示会の監修を務めた美術史家の山下裕二さん、参加アーティストの
当日の司会は、アニメで出木杉君の声優を務める、テレビ朝日の萩野志保子アナウンサー
萩野アナは、26組のアーティストを紹介後、奈良美智さん、
「ドラえもんは未来に向かってワクワクするモノを持ってきてくれます。この時代にドラえもんがいたら、いなかったらっていうことを考え、現在は2メートルを超える巨大なドラえもんを制作中です!」
またメインビジュアルを作成した村上隆さんからもメッセージが
「この作品は今展の象徴的な作品。『ドラえもん』の世界観により強みを出すために、最終的に、藤子・F・不二雄先生本人を絵の中に入れました。ドラえもんの世界がいかにすばらしいものかを伝えられれば」
クロストークでは山下さんと楽しい掛け合いを繰り広げながら、しりあがり寿さん・西尾さんが今展への思いを語りました
●しりあがり寿さん●
「今回の展示会は、みんなで富士山を描くようなものだと思います。日本の代表的な風景を描くようなこと。それに参加させてもらえてとても嬉しいです。何より、『ドラえもん』を大手を振ってイジれるなんてこんな機会なかなかない。自分の知っているドラえもんがこんな風に変化するのかという所を楽しんでほしいです」
しりあがりさんはアニメーションを出展する予定だそういつもの“ゆるメーション”がドラえもんとどのようなコラボレーションをするのか、注目です
●西尾康之さん●
「小学校1年生からの3年間、ドラえもんに影響を受ける生活を送っていました。ハマりすぎてマンガを没収されましたが…(笑)子どもの頃のドラえもん体験が、これまでの作品に繋がってきているかもしれません。大きな影響を持つドラえもんをダイレクトに表します」
小学生の時に育てていたサボテンに“ドラえもん”と名付けていたと言う西尾さん。今展ではプロジェクションマッピングでドラえもんを表す予定だそう
会見の最後に、しりあがりさんと西尾さんが即興でドラえもんを描いてくれました
しりあがりさんは“劇画タッチ”西尾さんは「ドラえもんが近所の白ネコと接近したときの、いやらしい顔」を描き、会場の笑いを誘いました
ドラえもんファンも現代アートファンも必見、見どころ盛りだくさんの「THEドラえもん展TOKYO 2017」 全て新作!会期中は年中無休!!そして展示されるアート作品は、一部作品を除いて撮影することができます
さらにお得な早割りチケットやドラえもんフィギュアセット券、村上隆オリジナルクリアファイルセット券など、こちらも要チェックです
◆◇◆THEドラえもん展TOKYO 2017◇◆◇
会 場:森アーツセンターギャラリー 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
会 期:2017年11月1日(水)~2018年1月8日(月・祝)会期中無休
開館時間:午前10時~午後8時 ※火曜日は17時まで※入場は閉館の30分まで
観覧料・スペシャルチケット:詳しくはコチラをクリック