3月11日(土)、埼玉県上尾市で大人出前講座を開催生涯学習講座などで教えている方を中心に、約40人が参加しました!
テーマは「テレビマンに学ぶ コミュニケーションと発信力~“楽しい!わかりやすい!”のコツ」。
テレビ朝日広報局お客様フロント部の川瀬眞由美部長が講師を務め、アナウンサーと記者の経験から得た伝える力を伝授しました
◆そもそもコミュニケーションって?? |
コミュニケーション・・・
いざ説明しようとすると、分かっているようで、分からないものであるかと思います
川瀬講師は講義のはじめに、“コミュニケーション”について話しました。
「コミュニケーションは簡単に言うと、発信者と受信者が、情報・考え・気持ちなどを、伝えあい受け止め合うこと。発信者には“正確さ”などが必要ですが、受信者にも“理解しようとする積極的な気持ち”が求められます。この双方のバランスが大事で、どちらか片方だけが頑張っても成立しないものです」
聞き手に積極的な姿勢がないと、気持ちが一方通行になってしまうので、講師として気を付けるポイントを話しました。参加者の皆さんは、大きく頷きながら聞き、熱心に書き留めていました
◆話題選びのヒント |
どんな話をするのか(話題選び)、は相手の興味を引くためにとても大切
その為には、相手が「なるほど!!」や「へ~!!」と思えるような、ちょっとした知恵やコツを具体的に話すことが大切です
難しい知識ではなく、自分自身の経験を盛り込んで話してみると、相手の共感も得られて、「聞いてよかった!得した!」と相手の心を動かすことができますよ
また、自分にはすでに当たり前になってしまっているような事でも、相手にとっては新たな発見となることもあります
習い事や料理など、身近な話題からぜひ実践してみて下さい!
◆「間」を味方につける |
相手に伝わりやすくする為には、話し方の工夫が大切
その一つが「間(ま)」です
川瀬講師は「綺麗に流暢に話すことよりも、短い文を重ねること」とした上で、「言葉のない時間、つまり“間”は聞き手にとって“理解して入っていくためのゆとり”。とても重要な時間です」と説明しました。
さらにこの「間」には、次の言葉に聞き手の注意をひきつける作用も
コンテストなどの優勝発表で、
「第一位は・・・(間)・・・○○です!!」
と間をとるのもその一つ。この間があるこで、聞き手はワクワクしますよね
普段の会話でも、少し間を意識して話してみて下さい
◆ほめる力 |
参加者の多くが、何らかの講師をしている方なので
川瀬講師は「まず褒める」ことを勧めました
相手が頑張って取り組んだことを具体的に褒めて、その後でステップアップのヒントを伝える。そうすることで、相手の「自分がさらに上にいくかもしれないぞ!」という気持ちを引き出すことができます
◆レッツトライ! |
後半は発声・発音練習
遠くに声を出すことや舌・唇の筋肉の動かし方を伝授
声の出し方だけでなく、相槌のバリエーションや視線の配り方についても説明しました
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皆さん積極的に参加してくださって、ありがとうございました今日の内容が、少しでも皆さんのこれからの活動にお役に立てば幸いです
またこの日は、東日本大震災の発生から6年の日。震災発生時刻の14時46分に1分間の黙とうが捧げられました。