2月18日(土)、川崎市教育文化会館で「親子出前授業」を開催小学3~6年生の親子7組が参加し、“我が家のニュース”のリポートに挑戦しました
テレビ朝日マスコットキャラクター・ゴーちゃん。も、積極的に参加してくれたみんなの姿を見学してきました
◆ ニュースって?? |
まずは、大切な情報をみんなに伝えるために、テレビ局がどのようにニュース番組を作っているのかをVTRを交えて紹介
ニュースは、今何が起きているかを知ってもらって、考えたり、感じ取ったりしてもらうためのもの
その為には、大切なことを、
「早く・正確に・分かりやすく」
伝えることが必要です
ニュースの内容は、災害、事件、事故などはもちろん、生活や暮らしに欠かせないニュース、季節の話題など・・
みんなの関心のあること全てがニュースになるのです
伝え方も様々で、スタジオでアナウンサーが原稿を読んで伝えるものや、映像を交えて説明するもの、現地(外)から記者やアナウンサーがリポートして伝えたりしています
◆ 良いリポートのポイント |
気持ちを込めた話し方
誰かに何かを伝えるのには、伝える相手へのちょっとした親切な気持ちが大切です
聞いている人のために、ゆっくり丁寧に話してみましょう!
そして、内容に合わせた気持ち・表情で話すこともポイントです
例えば、
「できたての肉まんは、手で持っていられないほどアツアツでした」
という文章を、想像しながら、体を使って言ってみましょう気持ちの乗った良い表現になりますよ
みんなも思いっきり体を使って“アツアツの肉まん”を表現してくれました
“見えるように・聞こえるように・感じられるように”
時間が限られたリポートでは、「一番知ってほしいところや面白いところ」をきちんと考えて、生き生きと伝えることが大切です
そしてその一番知ってほしいところを、見え方・聞こえたもの・大きさ・におい・色・触った感じなどを交えて詳しく説明してみましょう
他にも自分の周りの人の気持ちや、その時に言ったことなども加えて説明すると、状況がより想像しやすく、相手に伝わりやすくなります
◆ 声を出してみよう! |
次は発声練習
手を前に出しながら、声を前に出してみましょう
「明るく・大きく・遠くに」がポイントです!
発音練習では、「口を丸くあけて・大きく動かして・楽しい顔で」と教えてもらいました
みんな大きな声で、楽しそうな笑顔で声を出してくれました日々の練習がとても大切なので、これからもお家や学校で続けて下さいね
◆ 「我が家のニュースをリポートしよう!」 |
みんなには事前に、“家庭での出来事”を一つ、写真も合わせて選んできてもらいました
当日は、一人約40秒での発表に向けて、お父さんお母さんと一緒に準備を
“何を一番話したいのか”を考えながら、「それはどんな様子?」・「どんな気持ちになった?」・「周りはどんな風?」などその時の「どんな?」をメモに書き出し、親子で出来事を再現しました
お父さんに時間を計ってもらい、発表に備えます
そしていよいよ本番です
「ご両親の結婚記念日」や「お父さん」、「ペット」、「大好きなももいろクローバーZ」など、みんな、それぞれの身近な話題を分かりやすく説明してくれました
発表のあとの表情はみんなどこか誇らしげ
みんなとっても上手に“我が家のニュース”を発表してくれて、私たちもびっくりすると同時に楽しんでくれて嬉しかったです
質問タイムでは、「ニュースに出る人はどうやって決めているの?」や「海外に取材に行く時のお金は誰が出すの?」など普段気になっていることを質問してくれました
中には“ゴーちゃん。”に関する質問もあり、当日見学に行ったゴーちゃん。が登場する場面も
今日の授業をきっかけに、テレビに新しい興味をもって見ていただけると嬉しいです
積極的に参加してくれて、ありがとうございました
◆◇◆◇◆ 参加者からの感想 ◆◇◆◇◆
●緊張したけど、楽しかった。テレビ局の丁寧さを初めて知った。(3年生)
●普段身近で感じられない事を知れた。一つの番組に約200人も関わっているなんてすごいと思った。(4年生)
●みんながクスっと笑ってくれた時は嬉しかった。内容をまとめるのは大変だったけど楽しかった。(5年生)
●話を40秒にまとめることが難しかった。なかなか経験できないことをできたので良かった。(6年生)
●子供の成長に役立ちました。(保護者)
●子供たちの楽しそうな笑顔が見られたので良かったです。(保護者)
●子供への貴重な体験はもちろん“人に伝える時のポイント”など自分自身も参考になりました。(保護者)
●発声練習がとても新鮮でした。子供が文章をまとめて発表すること、テレビの仕事を体験できたのが良かったです。(保護者)