俳優の辰巳琢郎さんが12月5日(木)、テレビ朝日の出前授業に講師として登壇
「出演者から見たテレビとは!」と題し、BS・地上波の比較や“メディア”について熱く語りました
参加した実践女子大学社会学部の学生さん達は、辰巳さんの登場に大きな笑顔に
終始温かな授業となりました!
俳優の他にタレントとしてクイズ番組などで活躍する一方、近畿大学などで教壇にも立っている辰巳講師
現在、番組への出演だけでなく、自身もBS番組の制作を行いメディアに携わっています。
その経験から、番組制作のウラ話や、地上波・BSの違いについて紹介しました。
「これまで私がBS番組に出演・制作をして感じたのは、BSはじっくりとした内容で届けるため、自分の感覚・価値観に合ったものが作れるという良さがあるということです。一方、一般大衆に広く受け入れられるという事も大事。両立させることは難しいですが、モノづくりをする上では、自分に正直に思うことを伝えていけたらと思っています」
授業では、同コンセプトの地上波・BS、2つの番組を視聴
カメラの数は?照明は??出演者やトークの長さは???
など、皆さんと一緒にそれぞれの「作り手」に求めれるモノを考えました。
最後に辰巳講師より皆さんに向けて、エールを
「日本の中でメディアは非常に大事。納得できることをやろうと思うなら、メディアはやりがいのある仕事です。皆さんがこの方向(メディア)に進もうと思っているのなら、“自分がそこで何ができるのか”を考えてみて下さい。決して歯車になることなく、しかしバランス感覚は持ちながら、自分の一生の仕事としてください。そしてできるだけ広い視野を持って、勉強を忘れずに。頑張ってください!」
授業後には辰巳講師の元へ学生さんが集まる姿も見られました
辰巳講師、熱いメッセージの数々をありがとうございました
クラスには、将来マスコミを目指す方、そうでない方と様々な学生さんがいらっしゃいますが、出前授業を通して「テレビ」、そして、人に物事を伝える事・モノづくりの裏側にあるチームワークなどを学んでいただき、講師の言葉が少しでも心に残ってくれれば嬉しいです。
これからも“テレビ離れ世代”と言われている若者に向けてテレビの面白さを伝えていくため、より充実した内容を目指し積極的に“出前授業”を行っています
*辰巳琢郎さんの「琢」は、正しくは点の入る旧字体です。ご了承下さい。