8月3日(水)、新聞作りを体験する講習会に参加中の小学生記者9名が、テレビ朝日に取材へ来てくれました
テレビ朝日で見た事や聞いた事を、壁新聞にまとめるとのこと
みんな熱心な姿でメモを取ったり、たくさんの質問をしてくれました!
前半はスタジオなどテレビ朝日の館内見学、後半は広報局お客さまフロント部の川瀬眞由美部長が「オリンピック放送について」の授業を行いました!
◆テレビ朝日本社見学
テレビ局に入るのは初めてというみんなを、まずはニュースルームの見学へご案内
「アナウンサーに会えるかな??」と期待を膨らます生徒さんも
ニュースルームが見られる場所に到着すると、生放送中の下平さやかアナウンサーが原稿を読んでいる真っ最中みんな食い入るように見ていました
こちらでは、見学ガイドからクロマキーセットについて説明
みんなが一生懸命メモを取る姿は、まるでプロの記者のよう
「クロマキーセットは緑と青とどちらが多いの??」という鋭い質問もありました!
続いては『スーパーJチャンネル』や『報道ステーション』を放送している第4スタジオ
「本物のセット?」「見たことある!!」など声を出して驚いていました
実際にキャスターの椅子に座ってみると・・・
「学校の椅子もこれにしてほしい!」なんて声も
これまでに使用した大道具や小道具の見学では、発砲スチロールで出来たレンガにみんなビックリ
他にも、OA前で偶然通りがかった佐々木亮太アナウンサーや桝田沙也香アナウンサーに声をかけてもらったりと、驚きの連続でした!!
◆「オリンピック放送のあれこれ」
後半は「オリンピック放送について」の授業
講師はアナウンサーや社会部記者を経験し、現在広報局お客様フロント部長の川瀬眞由美。資料や映像を使い話しました。
★どこの国でも使える「国際映像」
オリンピック会場にあちこちの国のテレビ局が取材に来たら、パニックになってしまいます。そこでOBS(Olympic Broadcasting Services )という団体が代表して「国際映像」を制作し、各国に配信しています。
国際映像はどこの国でも放送できるように、一国や一人の選手に偏らない映像となっています。
★放送スタッフの日本代表チーム
オリンピックなどの国際的な大会では、テレビ朝日のアナウンサーの声がNHKのテレビで流れたり、日本テレビのカメラマンが撮った映像がTBSで放送されるのは当たり前の事です。
これはJC(Japan Consortium)という、NHKと民放各社が協力する放送チームが一致団結して放送を作り上げているからです。各局から優秀なスタッフが局の垣根を越えて結集し、“日本で見ている人に素晴らしい放送を届けよう!”という熱い思いで放送しています。
授業の最後に川瀬講師は「国際映像やJCの映像にそれぞれの局が味付けをし放送しています。味付けとなる取材では、競技を伝えるだけでなく、選手の魅力を伝える、これがスポーツ取材の面白いところです。またテレビ局は記者やカメラマン、アナウンサー、技術スタッフなどいくつもの担当がベストを尽くすことによって番組を作っています。どのセクションもきちんと責任感を持ち、チームワークを大事にすることで、少しでも良い放送をみなさんにお届けするために頑張っています」と話しました。
生徒のみんなからは「アナウンサーは放送をしていない時は何をしているの?」や「リハーサルができない時は?」・「芸能人はどこから入るの?」などたくさんの質問をいただきました!熱心に聞いて下さってありがとうございました!これからテレビをご覧になる際には、今日学んだ事を意識して見てみて下さいね
◆◇◆◇生徒さんからの感想◇◆◇◆
●想像していたよりたくさんの人が働いていた。
●オリンピックはそれぞれの国が取材しているのかと思っていた。
●スタジオが思っていたより小さくて驚いた!
●今日見た事をお父さんに話そうと思います。