テレビ朝日のスタッフが、テレビ局の仕事を分かりやすくお話しする“テレビ塾”。
第44回を迎えた今回のテーマは・・・
「ドラマ『ドクターX』ができるまで!by プロデューサー&監督X」。
現在番組は第4弾まで放送され、「私、失敗しないので」「いたしません」などの名セリフがお馴染みとなっているヒットシリーズ
多くのご応募から抽選で選ばれたお客様で会場は大盛況番組のファンだとおっしゃるお客様が多く、「第1弾から番組を観ているよ」、「サントラCDも持ってます!」と多くの方から声をかけていただきました
そんな大人気の「ドクターX」。そもそもどのようにして生まれた企画なのかなど、米倉涼子さんのエピソードを交えながら、制作過程を分りやすく説明しました
講師は、総合編成局ドラマ制作部・ドラマ『ドクターX 外科医大門未知子』の内山聖子プロデューサー、田村直己監督。司会は、『ドクターX』の大ファンだという、テレビ朝日の小松靖アナウンサー。
冒頭、今回のテレビ塾に向けた米倉涼子さんからのスペシャルメッセージを放映「この番組は、私にとってとても大切なものです」と笑顔で語る米倉さんに、会場の皆さんは歓声をあげて喜んでいました
◆プロデューサーが語る“ドクターX”
ドクターXには様々なこだわりがあります。キャスティングはもちろん、役名にもこだわりや遊び心があります。
登場人物の名前をよーく見るとわかるかもしれませんよ
「“大学病院の格付け”などそのシリーズごとにテーマを決めながら、それから外れないようにしています。そしてひとつひとつテーマに立ち返りながら、ただ真面目に作るのではなく、ユーモアを交えています。ドクターXでは笑いに加え、世相を交えることを意識しています」
◆医療ドラマとしてのこだわり
撮影現場を仕切る田村監督。実際に使用された医療台本などを見せてくれました。
セリフ以外にも図があったり、手術についての説明が。こうした“リアル”にこだわるところもドクターXの魅力の1つ。
撮影期間は、5か月強。3か月ほどの通常のドラマに比べると、長丁場。
効率よく撮影をするための「香盤表」と呼ばれる、スケジュール表も見せてくれました。
◆「ドクターX」を体験!
ドクターXには、テレビ朝日の社屋で撮影されたシーンも多く登場します。そこで今回は、実際にこの会場で撮影されたカンファレンスのシーンを、お客さまたちに演じて頂く「体験コーナー」を実施
大門未知子役など5名の方に、白衣を着ていただきセリフを読んでもらいました
田村監督にドラマ収録の本番さながらのアドイスを受け、
皆さん見事な一場面を演じてくれました
司会の小松アナウンサーも白衣を着て名演技を披露
皆さん積極的にご参加いただきありがとうございました
最後は「仕事のやりがい・魅力」について。
内山講師
番組を立ち上げ進めて行くことは、私ひとりでは何もできません。プロデューサーの仕事は、スタッフの才能を世の中に出していくことだと思っています。そして何よりも、見て下さる方がいて成り立ちます。週に1度私たちの番組を見て元気になって笑ってくれる、それがやりがいです!
田村講師
視聴者の皆さんが番組を楽しんでいただくことが、何よりの嬉しさでありやりがいです。ぜひパート1から見返してみてくださいね。これからもファンでいてください!
◆◇◆◇お客様からの感想◆◇◆◇
●制作チームの皆さんの情熱がひしひしと伝わってきて、だからこそあの素晴らしい作品なのだなと納得した。(20代・女性)
●「視聴率は視聴者からの拍手」という内山Pの言葉、素敵です!よりドラマのファンになりました!(30代・女性)
●「ドラマ体験」コーナーは最高に楽しく、良い思い出になりました!ドラマ制作は、壮大なチームプレーであり、スタッフ全員が同じ目標に向かって制作にまい進する過程を想像するだけでも興奮してしまいました。感動を有難うございました!(60代・男性)
●何気なく見ていた番組が、努力や苦労によって成り立っていることが分かりました。将来の進路の参考になりました。(10代・女性)
●次の「ドクターX」では、裏方の苦労を思いながら見たい。(60代・男性)
●とてもチームワークの良い現場なんだなと感じました。次のシリーズを楽しみにまっています!(40代・女性)
●小松アナの司会進行が、とてもスムーズで愛情もあり良かった。(60代・女性)
次回のテレビ塾は10月4日(水)の予定です。
お楽しみに♪