まもなく8月・・・本格的に暑くなる季節となりました
新型コロナウイルスの影響により、引き続き館内見学は休止しております
見学ガイドもテレワークやオフィスでのお勉強に日々、取り組んでいます
今回は、そんな中で知ったテレビの演出についてご紹介します
きっかけになった番組 は、『ミュージックステーション』です。
音楽番組では色々な方向から出演者を撮影することで、アーティストの表情や息遣いなど細かい部分まで見ることができますよね ダンス系グループだったらグループ全体のダンスが映ったり、時には誰か一人がアップになったりこういったことも演出の大きな仕事なんですよ。
ドラマなどではよく聞かれる“台本”ですが『ミュージックステーション』にも“台本 ”はあります
そこには番組でのトークの流れや歌う曲の歌詞などが書かれており、演出担当(ディレクター )はこの台本にカメラのカット割りを入れていくのです
(カット割りが入った台本の事を“カット割り台本”ということもあります)
アーティストが表現したい歌の世界観、ダンスグループならこだわったダンス部分など、それぞれの曲が持つ魅力をどう映像で伝えていくのか、カット割りについて少しだけお話ししてみましょう
〇カット割りとは
ディレクターが「こう見せたい」という意思をカメラマンに伝えるための手段の一つです
「カット割り台本」に書いてある記号の一部を紹介すると…
これらはそれぞれ、カメラで撮ってほしい人物の大きさ(サイズ や方向(アングル)を表しています。
演出意図に合わせて様々なカット割りを組み合わせることで、曲の印象も変わります
その楽曲が何を表現したいのか、そこをしっかり理解することでこそ、視聴者を曲に引き付けることができる。 魅力あるお仕事だなぁと感じました
【番組制作の司令塔でもある副調整室(例)】——–【カメラが高速で動くことも音楽番組では多い】
今後「ミュージックステーション』を見る際は、ご紹介したカット割りについて思い出しながら見て頂くと、番組をより楽しくご覧いただけると思います
これらのお話は、
「第50回テレビ塾〝ミュージックステーション″のできるまで!名シーンを生む演出とデザインの企て」でも紹介しています
こちらのテレビ塾の模様は
「はい!テレビ朝日です」 HP のバックナンバーよりご覧いただくことができます
ご興味のある方はぜひご覧ください
そして今週金曜の『Mステ』は3時間半スペシャル
テーマは“みんなでつながる”。
Mステならではの「つながる企画」がたくさん用意されています豪華な夏の3時間半スペシャル
ぜひ、ご覧ください!
テレビ朝日ではこの「ミュージックステーション3時間半スペシャル」を皮切りに
「#テレビで笑おう テレ朝夏祭り」を開催いたします
8月9日(日)まで見逃せないスペシャルな番組が目白押しですよお楽しみに
(見学担当:R.K)