6月27日の出前授業は、ニュースで話題の「豊洲市場」にもほど近い、江東区豊洲にある芝浦工業大学付属高等学校。今年4月に板橋区内から移転してきたばかりの新品の校舎です
1922年(大正11年)に、旧国鉄で働く若者のために設立された「東京鐡道中学」を前身とするだけあり、1階には鉄道に関する立派なギャラリーも常設されています。
今回「出前授業」を受けたのは2年生の生徒13人。女子生徒の受け入れが始まったのは今年度からとのことで、2年生以上の学年は全員男子。どこか「男子校」の雰囲気があります。
授業ではまず、テレビ局で実際に番組を製作する部門はごく一部で、技術や営業をはじめとする、数多くの直接番組を作っていない部署が会社を支えていることなど、「会社組織としてのテレビ局」がどういうものかを説明しました。
そしてワークショップ。
実際にニュースになった出来事を材料に、自分たちだったらどんなニュースを重要だと感じるか、どういう順番で伝えるかを考えてもらいました
5つの班すべてが、それぞれ他の班と違う「答え」を出しました。
このワークショップに「正解」はありません。
大切なのは、なぜそれを選んだか、なぜその順番かの「理由」です。
比較的みなさん「衝撃映像」に気を引かれる傾向があるかな?とも感じましたが、やはり自分自身がその出来事をどれだけ身近なものとして受け止められるかが、ニュースの重要度を判断する際に大きく影響してくるのかもしれません。
「あまりテレビを観ない」と言われる若い世代の人たちですが、この出前授業を一つのきっかけに、今回大きなテーマとしたニュースだけでなく「テレビ」に対して、これまで以上の関心を向けてくれるようになったら嬉しいな、と思います。(お客様フロント部 山田 水穂)
お客様フロント部では、小学5年から大学生、各種の専門学校の皆様から「出前授業」のご依頼を承っています。テレビについて、番組制作やニュースについて、働くことについてなど、可能な限りご要望にお応えします。ぜひ、ご連絡ください
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