昨年12月7日(土)8日(日)、東京江東区で「JSEC2024　第22回高校生・高専生科学技術チャレンジ」の最終選考会が開催されました

JSEC（Japan Science & Engineering Challenge）は、全国の高校生と高等専門学校生を対象に、2003年に始まった科学技術の自由研究コンテスト。

朝日新聞社とともに、テレビ朝日が主催しています。
全国から寄せられた過去最多の404の研究作品のうち35作品が最終審査に臨みました

「テレビ朝日奨励賞」に選ばれたのは、渋谷教育学園幕張高等学校の
深津天馬さん   (写真左：深津天馬さん、右：テレビ朝日広報局 伊井忠義局長）

4歳からピアノを専門的に学んできて、情景をイメージして演奏すると身体への意識なしに音色が変化することに疑問を持った深津さん。
演奏時の「意識・運動・音の出力」の関係を探究しました。

ピアノ演奏者としても、第6回スタインウェイ・コンクール in Japan大賞および第1位、日本代表としてドイツでのThe 20th International Steinway Festivalに招待され出演。
第76回全日本学生音楽コンクール第1位、第22回大阪国際音楽コンクール第1位、第15回セシリア国際音楽コンクール第1位など受賞多数

科学も芸術も、これからの成長が益々楽しみな若い力です

 

○JSEC2024　主な受賞者

＜グランドアワード＞
文部科学大臣賞　　木原白桃さん（マリスト国際学校=兵庫県）
「競技かるた選手を対象にした共感覚の後天的獲得可能性の検討」

科学技術政策担当大臣賞　大久保亜美さん（山脇学園高=東京都）
「日本のイモリ属（Cynops）の繁殖生態はどのように獲得されたか？」

科学技術振興機構賞　畠山乃愛さんと柴田怜奈さん（旭川高専=北海道）
「自己修復性を有するアルミニウム防食用有機/無機ハイブリッド二重構造表面層の開発」

 

JSECは理数教育の増進に資することで、我が国の科学技術水準の向上を目指しています。
自発的に考えて課題を見つけ、解決し、さらに展開しようとする若い人材を応援しています。

テレビ朝日は、JSECの理念に賛同し、これからも未来を担う若者を応援し、その先にある「人々が活躍できる社会」の実現に貢献してまいります

 

●JSEC2024　第22回高校生・高専生科学技術チャレンジ　公式HP●
JSEC2024（第22回 高校生・高専生科学技術チャレンジ）