「恐竜博2016」が3月8日(火)から6月12日(日)までの間、東京・上野の国立科学博物館で開催されています
4月12日(火)には来場者が20万人を突破そして会場では、数々の“日本初”が展示中!その「恐竜博2016」の様子をリポートします♪
訪れたのは平日の午前中。会場に入ると・・・
お子さん連れの家族だけでなく、若い男女や年配のご夫婦、外国人の姿もあり大賑わい
イベントの一番の見どころは何といっても、スピノサウルスとティラノサウルス、肉食恐竜二大スターの夢の競演
全長約15メートルのスピノサウルスと、全長約12メートルのティラノサウルスの全身復元骨格は共に日本初公開です!その大きな姿と2頭が同じフロアにいる迫力は圧巻です
また普段はイタリア・ミラノ市立自然史博物館に所蔵されているというスピノサウルスの実物化石も初来日中実物を間近で見ることのできる、またとない機会です
そしてこちらでは、2頭の「“歯”の違い」を実際に触ることのできる体験コーナーもあります!
みなさん肉食恐竜は、「鋭くとがり、ギザギザのあるナイフ状のような歯」を持っていると思いませんか??
実はスピノサウルスの仲間の歯は、そのような鋭い歯とは著しく異なっているんです
会場で実際に触って、歯の違いを感じてみて下さい!
次の見どころは「赤ちゃん化石」の初来日です
幼い時の骨は小さくもろく、化石として残りにくいそうです。そのため赤ちゃんの化石はとても貴重なのです
世界でまだ1体ずつしか発見されていない、パラサウロロフスとカスモサウルスの赤ちゃんの全身骨格化石が実物で展示されています
大人恐竜の標本もあわせて展示してありますので、特に成長の過程で変化していく頭の形に注目してみて下さいね!
体験コーナーでは、パラサウロロフスの赤ちゃんの絵に触れると、赤ちゃん恐竜と大人恐竜の“鳴き声”が響きますぜひ触って、どんな声なのか聴いてみて下さい!
3つ目の見どころは、「新発見恐竜」です
今現在も世界中で行われている恐竜発掘。近年報告されている重要な新種恐竜を日本初公開の標本などから紹介しています!
羽毛を持つ鳥盤類恐竜「クリンダドロメウス」。全身復元骨格や羽毛の痕跡が残る化石標本(複製)が日本初公開で展示されています
他にも、恐竜の進化の“例外”といわれ、草食適応した「チレサウルス」の全身復元骨格も日本初公開されています!こちらは2015年に初めて復元されたばかりの最新のものです。
恐竜の進化の多様性を感じてみて下さい!
また会場内には「クリーニング・ラボ」というコーナーがあります
化石クリーニングの専門家がカナダから来日!会期中期間限定で、2014年にカナダで見つかったばかりの恐竜の化石を岩石から取り出す“プレパレーション(化石クリーニング)”を実演します!
普段は見ることのできない専門家の技術を目の前で見学できます!
◆実演スケジュール◆
実演日:6/2(木)~6/12(日)
実施時間:9:00~17:00(12:00~13:00は休演)
*6月1日(水)までは、北海道大学の学生による、北海道・むかわ町穂別博物館のハドロサウルス類の化石クリーニング実演を行います。
そして今回のイベントを盛り上げるのが・・・
公式サポーターの「武井壮」さん
武井さんは館内で貸し出されている音声ガイド(有料)のナビゲーターとして登場しています
“百獣の王”と呼ばれ、子供のころから恐竜が好きだったという武井さんが、恐竜の秘密に迫り、みなさんを恐竜の世界に案内してくれます。音声ガイドは、一般版とジュニア版があり、ジュニア版のガイドでは、武井さんが“恐竜クイズ”を出題!ぜひ借りてみて下さい
◆音声ガイド◆
<貸出価格>520円(税込、一般版・ジュニア版共通)
<貸出場所>「恐竜博2016」会場入口
またタレントの高田純次さんも“恐竜博”をお散歩しました詳しくは、5月10日(火)放送予定の『じゅん散歩』(テレビ朝日)をご覧下さい
◇ ◆◇「恐竜博2016」開催概要 ◇◆◇
日 程: 3月8日(火)~6月12日(日)
時 間: 9:00~17:00 *4月30日(土)~5月5日(木)は18:00まで (入館は閉館の30分前まで)
会 場: 国立科学博物館(東京・上野公園)
休館日:毎週月曜日 *5月2日(月)、6月6日(月)は開館
チケット価格:大人¥1,600 小・中学生¥600 、金曜限定ペア特ナイト券¥2,000
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