11月のオトナ出前講座は、品川区民大学入門講座に協力する形で、毎週水曜日の4回にわたって実施!!「ワークショップ」「講義」「ミニ番組づくり」を通じて、メディアについて楽しみながら学び、人との触れ合いを深めていこうという体験型メディアリテラシー講座です。
今回は夜間開催ということもあり、高校生~70代まで幅広い年代の方が集まりました。
初回の11月5日は、「自分の言葉で話そう!」というテーマでワークショップを中心に開催。
みなさん初対面で少し緊張気味ですが、4つのグループに分かれ、まずは「自己紹介」からスタートです。
いきなり「自己紹介してください」と言われると、何から話していいのか、戸惑ってしまう方もいらっしゃいます。
そこで、今回はみなさんに“写真”を1枚持ってきてもらいました
「お気に入りのぬいぐるみ」「旅行」「趣味のダンス」など、写真に写っているものは様々。
「写真がどんな時に撮られたものなのか」
「自分にとってどういうものなのか」
「なぜこの写真を選んだのか」
また、「受講の動機」など、1枚の写真から会話が広がり、みなさんいつのまにかリラックスした表情に変わっていました♪
続いて、元アナウンサーの小林一枝が講師となり、
「発声のコツや情報を上手に発信する力」を伝授!
言葉は一過性のものなので、文字と違って何度も読みなおすことができません。
「ゆっくり、はっきり、大きな声で」が基本となります。
また、日本語は母音が大切。
小さい声だったり、よく聞き返されてしまうという悩みをもっている人は、
「あ・い・う・え・お」を口の開き方を意識しながら声を出す練習をすると、声帯が強くなり、声がしっかり出るようになります
さらに、「自分の思い」や「情報を伝える」秘訣として
・主旨(ポイント)を明確に
・はっきりと分かり易い言葉で
・伝えよう!という熱い思いをもって
という3つのポイントを話しました。
後半は、番組作りをするにあたって、大切となる「原稿」を書く練習となるワークショップ。
限られた時間の中で、伝えたいことを分かりやすく話すためにはどうしたらいいのか・・・
今回は自己紹介で使った「写真」から「思考の地図」というものつくってもらいました。
1枚の写真を基準に、そこから連想されることを思いつくままに簡単なベクトルとキーワードを書き出すというもの。
ニュースの原稿は大体ひとつ40秒~1分程度。
書きだした言葉の中から、自分が伝えたいテーマとなるものを3つ選び、文章にしていくことで、原稿を書く練習になるのです。
「原稿なんて書けないわ・・・」と苦手意識を持っていた方も、どんどんペンが進んでいてビックリ。自己紹介の時よりも上手に話しをすることができ、コミュニケーションもバッチリです!!
次回は番組づくりに向けての「構成会議」
「品川区民テレビ(仮)」どんな番組になるのでしょうか♪