3月8日(火)、上尾市立原市公民館で「テレ朝出前講座」が開催されました
テーマは、「報道番組の舞台裏とコミュニケーション力」。
ニュース番組の取材・制作過程と、コミュニケーションをより充実させるために、どのような点に気を付けたらよいかについて、テレビ朝日の社員講師2名から講義がありました
東京や埼玉県への「まん延防止措置」が延長された状況下での開催となりましたが、マスク着用、手指消毒、十分な換気、座席間隔の保持など新型コロナウィルス感染対策に充分留意した上で、対面式で実施されました
「報道番組の舞台裏」ではニュース番組でのディレクターやニュースデスクの経験がある講師から、テレビ朝日全般についての説明があったあと、ニュースの制作過程が取材現場や放送中のスタジオの様子などの映像を交えて紹介されました
また後半の「コミュニケーション力」では、イベント関係などの豊富な実務経験をもつ講師が、何かを伝えたいときに大切なことを、具体的な例を示しながら説明
まず「聴く力」が大切だということ。
相手の状況を考えて、お互いに「独り言」を言っているような空虚なコミュニケーションにならないようにするには、どうすればよいのか、などのポイントを説明しました
さらに、充実した人生を過ごすには、過大すぎる目標に自信喪失せず、逆に簡単すぎてヒマにもならない、自分の能力をいちばん発揮できる「夢中ゾーン」の中で努力することが重要であり、他人の指示や命令に従うのではなく、自分の「得意なこと」を生かしながら、そのことに対する相手からの「感謝」をかてに、さらに向上していくことが大切であると話を結びました。
質疑応答の時間では、参加者から、ニュースやコミュニケーション力について、熱心な質問やご意見ををいただきました
予定時間に収まらなかった分は、講座終了後に個別に対応させていただきました
●参加者アンケートから●
・「ニュース番組の舞台裏」は、具体的で映像もありわかりやすかった。
・「コミュニケーション力」では、相手の考えが違うと思っても否定せずにいったんは聞くなど、とても参考になった。
・「夢中ゾーン」というテーマは初耳で、大変興味深くもっと詳しく知りたい内容だった。
雨模様にも関わらず、参加いただいた上尾市の皆さま、ありがとうございました
「テレ朝出前講座」では、今後も感染対策に十分気を付けながら、皆さまに「テレビ」を身近に感じて頂ける機会を設けていきます