10月13日(火)、栃木県足利市助戸公民館へ「テレ朝出前講座」に行ってきました
今回は「テレビ番組の舞台裏&コミュニケーション術」、講師は元アナウンサーの藤井暁。
受講者は足利市女性大学を中心とした46名の皆さんです
ソーシャルディスタンスを保ち、マスクの着用、十分な換気などコロナウィルス感染対策した上での久しぶりの対面式講座です
講師の藤井は「話し方のポイント等で口の形がはっきりとわかるように」などの理由から受講生との距離を5m以上取ることでマスクを着用せず講座をしました。普段から慣れ親しんでいる番組の意外な舞台裏に熱心に耳を傾け、また、今日から使えるコミュニケーション術は積極的にメモを取っておられました。
会場となった助戸公民館ホールは旧木村織物工場で、足利で最も古い近代工場のひとつです。明治25年上棟の木造平屋建寄棟(よせむね)桟瓦葺き建築で、外観は伝統的な土蔵造りですが、小屋組に純洋式の洗練された見事な骨組みで荘厳な印象とどこか懐かしく、私たちを優しく包み込んでくれるような感じでした
隣にある旧事務所棟は明治44年に建てられた木骨石造2階建・寄棟越屋根石綿スレート葺きの洋風建築で、旧工場棟とともに栃木県有形文化財(建造物)に指定されています。
今は足利織物記念館として当時の取引記録や織物資料が展示されており、「織物のまち足利」を肌で感じました