1月16日のテレビ塾は、「帯ドラマ劇場」の第2弾であるヒットドラマ『トットちゃん!』の舞台裏に迫りました。
講師は、脚本家の大石静さんとドラマ制作部の服部宣之プロデューサーです。
黒柳徹子さんからスペシャルメッセージも寄せられ、満員のお客様も大喜び
服部プロデューサーが、制作過程やスタッフの役割、キャスティングのポイントなどを説明。
大石さんからは、作品に込めた思いが語られました。
「脚本で大切にしたのは、フィクションとノンフィクションのバランス。徹子さんの哲学をしっかり伝えながら、主人公をとりまく人々の物語や時代とのかかわりを、帯ドラマとしてどう楽しんでいただくか」
シーンのエッセンスをたくさんのメモにしてホワイトボードに貼りながら、全60話の大きな設計図を2人で作ったそうです。
『トットちゃん』は、大石静さんだから描けた「黒柳徹子像」と「昭和という時代を生きた人々の物語」。だからこそ、多くの人の心に響いたのです。
何度も手直しされた台本がどんな映像になるのかも、実際のシーンを使って紹介しました。
司会を担当したのは『トットちゃん』のナレーションもつとめた大下容子アナウンサー。
「温かい語り口が番組の魅力を支えてくれた」と感謝する大石さん・服部プロデューサーの言葉に感極まる場面も
参加した方からは
「放送時から感じていた『誠実さ』があり、安易に流行や受けを狙うのではなく、信念や哲学を持ったドラマ作りをされている姿が嬉しかった」
「自分が番組に夢中になっていていた理由が、明確に理解できた」などの感想が寄せられました。
今回のテレビ塾の模様は、2月中に『はい!テレビ朝日です』で紹介する予定です。
放送日時は、番組のHPでご確認ください。