10月28日(土)、西葛西図書館でオトナ出前講座を開催し、約50人の皆さんにご参加頂きました
テーマは「テレビ番組の舞台裏」。
今回はBS朝日の遠藤行泰プロデューサーとお客様フロント部の川瀬眞由美部長の2人が講師を務め記者として体験した特に印象深いエピソードを中心に、ニュースや番組の舞台裏を話しました!
◆ 記者として経験した仕事~総理同行取材~ |
大学時代に朝鮮語を専攻していた遠藤講師は、2002年9月初の日朝首脳会談のため北朝鮮に向かった小泉総理に同行取材しました。
当時30歳。歴史的な握手を最前列で取材したそう。
「目が合ったのでは?と思うほど間近で世紀の一瞬を見ました。ほんとに目の前で」
故金正日総書記は小柄ながら威圧感にあふれていたそうです。
そして知らされた拉致被害者についての情報は“8人死亡・5人生存”という厳しいものでした。
「色々な取材をしてきましたが、あの緊張感・興奮・やりがいを感じる現場にはまだ立ち会えていません。それくらい衝撃を受け、印象に残っている仕事です」
◆ ヨン様にインタビュー!チェ・ジウにも!? |
遠藤講師は、2004年にヨン様ことペ・ヨンジュンさんが初めて来日した際、テレビ朝日を代表して取材を担当ここでも韓国語ができることが強みだったそうです。
この話題には、会場の皆さん(特に女性!)とっても興味津々な様子
川瀬講師がヨン様役になりインタビューの様子を再現してくれました
「他局はほとんどが女性アナウンサーでした(笑) 女子アナ・女子アナ・遠藤(男性)・女子アナ・女子アナ…(笑)まわりが花束を抱えてロビーで待つ姿には驚きを隠せませんでしたが、なんだか負けるもんかと闘志が燃えてきちゃいました(笑)
ヨン様と私は同い年、インタビュー中は会話も弾みました!ヨン様も日本語を勉強してきてくれていましたしね!」
そしてこのインタビューが好評で、その後 大女優のチェ・ジウさんにもインタビューを
しかも場所は冬のソナタの舞台、ドラマでヨン様とチェ・ジウさんがファーストキスを撮影したベンチ
「チェ・ジウさんへのインタビューでは、『撮影では何回キスをしたのか?』と聞きました。6回だそうです(笑)さらに、『ではプライベートでのファーストキスはいつ?』とも聞いちゃいましたが『ヒミツです』と(笑)」
◆ 田原総一朗さんの素顔 |
現在、BS朝日でプロデューサーをつとめる遠藤講師は、田原総一朗さんの『激論!クロスファイア』とそれに続いて放送される『日曜スクープ』を担当しています。
2つの番組は、合わせて3時間。イメージとしては、田原さんがその事情に最も精通した人物を呼んで激論し、その後の『日曜スクープ』でニュースを深く知る、というもの。
「地上波のニュースとは一線を画す報道ができれば」とBS番組の特性を話した後で、田原総一朗さんの人柄について語りました。
「田原さんは一言でいうと“努力家”です。会議前には言いたい事・聞きたいことをメモしてきています。とにかく好奇心旺盛で人に会うのが大好きなんです!それが活き活きと長生きできる秘訣なのかな。また本を持っていない田原さんを見たことがない!大変な読書家です。“いつか田原さんと仕事がしたい”と思っていました。私は田原さんの背中を見て成長したと感じています」
最後は参加者からの質問タイム
Q.「生放送でハプニングが起きたら??」
A.川瀬講師「ハプニングをも楽しみます!どうやってプラスに持っていけるか」
A.遠藤講師「ハプニングはしょっちゅうです(笑)ピンチはチャンス!ハプニングが起きると視聴率がアップすることも…」
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発声・発音練習も含め、熱心に受講してくださりありがとうございました
終始講座を温かな雰囲気にして下さった皆さまにお礼申し上げます。
次回のオトナ出前講座は11月11日(土)府中市で開催予定です。詳しくはコチラ!