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開局55周年記念二夜連続ドラマスペシャル『オリンピックの身代金』

投稿日:2013年11月19日 14:56

 

11月30日(土)と12月1日(日)の2日にわたって午後9:00~放送の開局55周年記念二夜連続ドラマスペシャル『オリンピックの身代金』

先日、アトリウムにて制作発表記者会見が行われ、主演の竹野内 豊さんを筆頭に、松山 ケンイチさん、黒木メイサさん、沢村一樹さん、速水 もこみちさん、斎藤 工さん、原 沙知絵さん、黒川 智花さん、泉谷 しげるさん、大杉 漣さん、笹野 高史さん、柄本 明さん総勢12人の出演者が登壇しました!

 

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会見で、竹野内さんは2カ月半に及んだ撮影を振り返り、「緊迫したシーンもたくさんありましたが、撮影の合間には刑事部のみんなで早口言葉を競い合ったりしていました。実は、刑事部の面々が『本当にこの人たち、大丈夫かな』と思ってしまうほど(笑)、すごく子供っぽい人たちで、現場も和んで楽しかったです」と、嬉しそうな笑顔。

また、今回が初共演となった松山さん、そして黒木さんについても「松山さんは目ですべてを語ることができる役者さん。黒木さんは堂々としていて、若いのに凄いと思いました」と絶賛しました。

このコメントに対し、昔から竹野内さんのファンだという松山さんは、「竹野内さんはイメージしていた通り、”人間なんだけど、人間じゃない”というか…言葉で表現しきれない何かを持った方。機会があれば、またぜひ一緒に作品をやりたいです」と、独特の表現でリスペクト。

落合刑事の妹・有美を演じる黒木さんも「竹野内さんに初めてお会いした瞬間に『こんなお兄さんがいたらいいな』と思いました。またご一緒できるよう、私ももっともっと頑張りたい」と、目を輝かせていました。

 

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本ドラマの中では昭和30年代の街並みがリアルに再現されており、当時の風景を賑やかに彩っていた手描きの映画看板も登場します。

そこで、今回はこれまで『ローマの休日』(’53)や『嵐を呼ぶ男』(’57)などの映画看板を手掛け、”最後の映画看板師”と呼ばれている久保板観(くぼ・ばんかん)氏が、特別に『オリンピックの身代金』の映画看板を制作。約1カ月半かけて完成した映画看板が、会見中に初披露されることに!

その風情あふれる素晴らしい出来栄えに、竹野内さんは「憧れの存在だった、当時の銀幕スターみたい!板観さんに描いていただいて、本当に光栄です」と大興奮!

松山さんは、撮影中に泉谷さん&笹野さんと映画料金の話で熱く語ったという秘話を披露し、「『オリンピックの身代金』が映画になるなら、1800円きっちり払いたい」と言っていたが、ここでも「やっぱり映画公開した方がいいです!」と前のめりで力説。

黒木さんも「胸が熱くなりました」と言って看板に釘づけになっていました。

 

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人影竹野内 豊さん(警視庁捜査一課の刑事・落合昌夫 役)

50年前のオリンピックを題材にした作品ですので、台本を拝読したときは、当時の背景などをどういう風に再現できるのかという不安がすごくありました。ですが、キャストやスタッフの皆さんと力を合わせて、当時の風景を再現するために名古屋・北九州・韓国…など各地でロケを行い、非常に大きなスケールのドラマに仕上がったと思います。緊迫したシーンもたくさんありましたが、撮影の合間には刑事部のみんなで早口言葉を競い合ったりしていました。実は、刑事部の面々が「本当にこの人たち、大丈夫かな」と思ってしまうほど(笑)、すごく子どもっぽい人たちで、現場も和んで楽しかったです。松山さんは普段は非常に親しみやすいアンちゃんですが(笑)、いざ本番となると、島崎の言葉を超えた心の叫びを、見事に目で表現される!まさに”目ですべてを語ることができる役者さん”だと思いました。黒木さんは今回、とても難しい役ですし、現場では悩まれるんじゃないかな、と思っていたんです。ところが、ご本人は現場で堂々としていて!若いのに凄いと思いました。

 

人影松山ケンイチさん(容疑者の一人となる東大の貧しい大学院生・島崎国男 役)

台本を読んだとき、心から震える内容で素晴らしいと思いました。いちばん印象的なのはキャストの豪華さ。どのシーンにも主役級の役者さんが出ている―こんな作品はほかでは見たことがないですし、自分もその中に入れたことがとても幸せです。撮影も充実していて、最高の時間を過ごせましたし、絶対に最高の作品になっていると思います。今回は、自分を引っ張っていってくれた笹野さんとのシーンを中心に、いろんな方と少しずつ一緒に演じるシーンがありました。そんな1シーンごとの出会いは自分にとって、大きかったです。特に、初共演となる泉谷さんとの出会いは衝撃的でした(笑)。笹野さんと泉谷さんの話を聞いているだけで、本当に面白かったですね。竹野内さんのことは、故郷・青森にいたころからテレビで拝見していて、すごく好きな俳優さんだったんです。自分がイメージしていた通り、”人間なんだけど、人間じゃない”というか…言葉で表現しきれない何かを持った方でした。機会があれば、またぜひ一緒に作品をやりたいです。黒木さんは竹野内さんがおっしゃった通り、すごく堂々とされた方。現場でお会いするたび、年上の女性を見るような気分でした(笑)。

 

人影黒木メイサさん(落合刑事の妹で、島崎国男に惹かれていく東大生・落合有美 役)

今回は容疑者のひとりに惹かれながらも、刑事の兄を持つ女性という、すごく難しい役でしたが、精いっぱい演じさせていただきました。子どもにも大人にも本当に楽しんでいただける作品になっていると思います。撮影で印象に残っているのは衣裳合わせです。当時はすごくオシャレな人がたくさんいて、そのまま再現してしまうと、今のファッショにも似てしまうんです。なので、昭和30年代という時代性をもっと打ち出すため、ほかにもいろんな衣裳を試着しながら、厳選していきました。竹野内さんに初めてお会いした瞬間に『こんなお兄さんがいたら、すごく素敵だな』と思ったんです。またご一緒できるよう、これから私ももっともっと頑張りたいと思いました。松山さんは現場の空間をあたためて、居心地のいい環境にしてくれた方という印象が強いです。8~9年前にCMの仕事で一瞬だけお会いしていたので、私にとって心強い存在でもありました。この作品には熱く、一生懸命に生きている”男らしい男性”がたくさん登場します。どの方も本当に素敵ですので、ぜひ平成の男子にも観ていただきたいです(笑)。

 

◆ストーリー◆

昭和39年夏――東京オリンピック開催を間近に控えた東京で、2件の火事が連続発生した。
火事が起こったのは東京オリンピック警備の最高責任者である幕僚長・須賀修一郎(岸部一徳)の私邸、そして中野の警察学校。だが、両火事は発生するやいなや、なぜか箝口令が敷かれる。警視庁捜査一課の刑事・落合昌夫(竹野内 豊)がその事実を知ったのも、偶然噂を耳にした同僚刑事・岩村傑(斎藤工)の口からだった。記者のみならず、なぜ捜査一課にさえも情報を伏せるのか・・・落合は、そう訝しがる。

そんななか、中野警察学校の火事から数日後、事態は急展開を迎える。落合が所属する捜査一課五係の面々が、極秘で集められたのだ。そこで捜査一課長・玉利(沢村一樹)と捜査一課長代理・田中(大杉漣)から発表されたのは、須賀幕僚長の私邸火災の前々日、警視総監宛てに送られてきた切り抜き文字の脅迫状の存在だった。
脅迫状は中野警察学校の火災事件の前にも、届いていたという。我が国にとって最も重要な東京オリンピック開催に、いささかたりとも不安を抱かせるようなことがあってはならない――玉利の命を受け、落合らは公安の指揮のもと、極秘捜査へと乗り出すことになった…。
やがて、落合は事件直前に須賀幕僚長の私邸付近で、赤いスポーツカーに乗った男女を見たという目撃証言を入手。車の持ち主が須賀幕僚長の次男・忠(速水もこみち)であることを突き止める。落合ら一課の刑事は、須賀忠を追及するが、玉利課長によって捜査は止められる。
落合らが、懸命に東京中を走り回り、捜査を続ける中、大田区にある『北野火薬』が工事用ダイナマイト25本を紛失していたことが判明。そこで、落合は『北野火薬』によく出入りしている人夫斡旋会社『山晋興業』へ。社長の山田晋一(柄本明)から、同社で働く秋田出身の貧しい東大生・島崎国男(松山ケンイチ)の存在を聞かされる。対面した島崎が発した“ある一言”が引っかかる落合。そんなある日、またしても新たな事件が発生する…!
そして容疑者の一人として島崎の周辺を調べ始めた落合は、東大に通う自分の妹の有美(黒木メイサ)が島崎の恋人であることを知り、愕然とする…。
真犯人は誰なのか? その目的は? 戦後最大の国家的イベント『東京オリンピック』を前に、国家の威信を賭けた警察と謎の犯人との息詰まる対決が始まった…。

 

開局55周年記念二夜連続ドラマスペシャル 『オリンピックの身代金』

1130日(土)・12日(日)よる時放送!

 

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コメント

当時原作は読んでいたのですが、ドラマは見損ねました。最近、この原作の一昨年発表された続編(実際には前年の話)を読み、改めてこちらの原作を再読し、ドラマを見たいと強く思うようになりました。ぜひテレ朝動画でのネット配信をお願いします。
さらに願わくは、続編の「罪の轍」も同じキャストでドラマ化してもらえれば嬉しいです。

最近(2019年6月)原作を読みました。2013年の時も再放送も見逃しています。DVDも出ていないようなので、ぜひ再々放送をお願いします。とても難しい作品を映像化されているので、見てみたいと思います。よろしくお願いします。

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