こんにちは。
キジブラザー/雉野つよし役 鈴木浩文です。
いつも番組を観てくれたり、ブログを読んでくれたり……本当にありがとうございます
さて、今回のテーマは「MVP」。
ぼくのこれまでの人生で「特に頑張った」と言えることを教えてほしいということでーー。
ーーなんだろう。
こういうの苦手なんだよな〜自慢とかアピール系笑
でも真面目に言うと、あれだな、大学受験か就職活動だなぁ。
……リアルすぎる?笑
どれくらい頑張ったかというと、たとえば大学受験のほうは、センター試験(今ないんだっけ?)の模試で、英語194 リスニング46 国語180 とか取るくらい毎日勉強してましたし、またこちらも模試ですが、立◯館大学の国際なんとか学部は一位でした。
まぁ今はもうぜーーんぶ忘れちゃったので、勉強は全然できないんですけどね笑
勉強はできなくていいから頭は良くなりたい……。
つよしくんは、今までで何を一番頑張ったかなー。
やっぱりみほちゃんと結婚したことかな?
得意なことはなにもなくて、自慢できることもない。
どんくさくて失敗ばかり。要領も悪いから、周りに憧れるし、自分で自分のことが嫌い。
それだけ聞くと悲しい気はするけれど、つよしくんが気付いていないだけで彼にも誇れるところやアピールできる箇所はきっとあるはずで、ぼくがやらなきゃいけないのは、脚本に書かれていることを3Dで表現することだけじゃなくて、そういう彼自身が気付いていない彼の長所、良いところを芝居を通じてそれとなく演出したり、こういう部分がつよしくんの魅力だなって、お客さんのほうから感じてもらったりすることなんだろうなって思います。
良いやつを演じるときはそいつのなかの悪い部分を探す。
悪いやつを演じるときはそいつのなかの良い部分を探す。
人間は一面的じゃないので、「良いだけのやつ」はいないし「悪いだけのやつ」もいない。
つよしくんのどの面を取り上げて彼を評価するにしても、その面だけで判断するのはたぶん足りないし、穿った見方になってしまうと思います。
ぼくのことで言っても、
ドンブラでいるときのぼくと、コザトでいるときのぼくと、ごっこでいるときのぼくでは、きっと見え方は違うと思います。でも全部ぼくです。
どこかのぼくだけで判断するとしたら、きっと正確には計れないと思います。
つよしくんも同じです。
彼も人間なので、優しいところもあるし、非情なところもあるし、物事の好き嫌いもある。
残り20話を切りましたが、井上さんが脚本に書く以上のつよしくんの魅力を、ぼくがみなさんに伝えていこうと思いますし、伝えていかないといけないと思ってます。
そうしたらドンブラが終わる頃には、「ぼくの一番頑張ったこと」は受験勉強から更新されているかもしれません。笑
なんか長くなりましたが、来週のドンブラザーズもよろしくね〜〜