こんにちは見学ガイドです
いよいよ秋も深まり朝夕冷え込みますね!空は高く澄み渡り、過ごしやすい季節となったのですが、秋の天気は変わりやすく、毎日の“天気予報”が気になる季節でもあります
(『グッド!モーニング』より天気予報の一例)
お天気の情報を正確に、分かりやすくお伝えする気象情報のプロ、“気象予報士”
気象予報士は国家資格の一つですが、その資格取得の難易度をご存じですか?
今回はそんな気象予報士についてご紹介します
まず、気象予報士という資格がいつ誕生したのか・・・
平成5年に「気象業務法」が改正され、気象庁以外にも気象庁長官から許可された者が一般向けに天気予報を発表できるようになりました
この時、自然災害から命を守る防災情報や気象情報を適切に流す役割として『気象予報士制度』が創設されたのです。
気象予報士になると、気象庁から提供される予報資料等、高度なデータを利用することができるんですよ
その資格は平成6年に国家資格として創設され、令和2年度2回目に実施された試験では合格率なんと 5.8%
受験者 2,848名中、合格者は166名だけなんです
((一財)気象業務支援センター 令和2年度第2回(通算第54回気象予報士試験結果より)
とても取得が難しい資格ですね!!
まさに気象に関する情報を熟知した、選ばれし気象情報のプロ
近年はコンピューターで解析した精度の高い気象予報が可能になってきたものの、気象予報士はこれに加えて膨大な気象データや過去の統計をもとに天候を予測しますその予測精度を少しでも高めるため、データ分析を緻密に行うだけでなく、自分の経験なども役立てたりするんですよ
天気予報は人々の暮らしを豊かにするためには欠かせない情報です
気象予報士の仕事は日常生活に不可欠な情報を提供するだけでなく、災害から家族や自分自身を守るための情報もお届けする重要な役割を担っています
テレビ朝日には全ての番組に気象情報を提供している〝ウェザーセンター〟があります
このウェザーセンターには気象予報士19名を含む総勢47名のスタッフが在籍し、正確な気象情報をお伝えできるよう日夜作業をしています
テレビからは見えないそういった影の努力があるからこそ、私たちは安心して天気情報を受け取ることができるんですね
テレビ朝日ではそれぞれの番組に合った個性豊かな気象予報士が、日々天気予報をお伝えしています
天気情報だけでなく季節の話題などもお知らせしていますよ
ぜひ今後ともお天気コーナーに注目してみてください