みなさんこんにちは春ですね
東京は暖かく過ごしやすい日が続いています
新緑や色とりどりのお花があふれるワクワクする季節です
そんな中、今回の館内見学ブログの内容もお花にまつわるお話
「ガイドちゃんねる」とのコラボ企画第二弾
先日アップされた『報道ステーション』紹介動画【前編】にて、番組内のフラワーデザインを担当している株式会社花音 フラワーデザイナー松井達彦さんとのインタビューの中から、こぼれ話をいくつかご紹介します
その1【お花の咲き具合は難しい】
番組で使いたいお花を仕入れるタイミングによっては、まだ咲いていない状態のものもあるといいます。
例えば、今週の放送に備えて、先週金曜日に買ってきて、少し咲かせておく…なんてことも。
基本的には一週間ごとに生け替えるアレンジメント。スタジオ内の温度によって、お花の咲き具合は変わってくるそう。
スタジオ内は、照明の熱などもあり、どちらかというと暖かいことが多いので、思ったよりもすぐ咲くこともあるんだとか
となると逆もしかりで…
「咲くでしょう」と思っていたら、金曜日まで咲かなかった!!なんていうことも
“スタジオ”という特殊な環境下でのフラワーデザインならではの苦労話かもしれませんね。
その2【覚えていますか?ジャボチカバの木】
みなさん、覚えていますでしょうか現在のセットの一つ前のセット。スタジオには大きな木がありました
“ジャボチカバ”という、南米原産の木
(報道ステーション旧セット2016年4月~2020年3月)
スタジオ内の木がまさか本物で、しかもそこで育っていたなんて、当時見学した皆さんとても驚いていました
館内見学ブログでも、過去に何度かご紹介しています
「あの木、どこにいってしまったんだろう?」
そう疑問に思っていた方も中にはいらっしゃるのでは…?
お伺いしてみると、なんとも不思議な出来事があったことを教えてくれました
当時、スタジオですくすくと育ち、ずっと元気だったジャボチカバ。ですが、セット変更の話が出始めた頃からだんだん元気がなくなってしまったのだそうそれはまるで、自分の役目が終わることを気づいたのかのよう…
あのジャボチカバには人間の話していることが伝わったのかもしれませんね。
その後、たくさんの感謝の想いととともに報ステスタッフに見送られ、今では育った温室へ帰り、(注:南米原産ですが、この木の出身は国内だそう)ゆっくりと休んでいるとのことです。
ありがとうジャボチカバさん
最後に…
コロナ禍で、お家に花を飾るようになった方も多いのではないでしょうか
花をみると、なんだか心が穏やかになりますよね
実はわたくしガイドもその一人。お家での飾り方について松井さんにお伺いしたところ、
「お花が十分きれいだから、あまりセンスとか気にせず生けてみては。大概みんなきれいになるから」
と、なんとも安心できるアドバイスをいただきました
みなさんも、お花そのものの美しさを、是非ご家庭でも味わってみてくださいね
そして、
報道ステーションでは毎週こだわりの季節のお花が番組セットを華やかに彩っています
なかなかお外でお花を楽しむのも難しい昨今…今週はどんなお花かな?そんなきっかけから報道ステーションを観てみるのも、またひとつの楽しみではないでしょうか
それでは、また次回の館内見学ブログでお会いしましょう
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『報道ステーション』は毎週月曜日~金曜日よる9時54分から放送していますぜひご覧ください