10月3日(木)、東京・神田明神にて10月11日スタートの『都市伝説の女』(毎週金曜 午後11:15~深夜0:15放送)の制作発表記者会見を開催。主演の長澤まさみさんを筆頭に溝端淳平さん、平山浩行さん、大久保佳代子さん、竹中直人さんが出席しました。実はこの神田明神、昨年放送されたパート1の第1話の舞台となった場所。そして同じく舞台となった神田明神と関係の深い「将門首塚」の必ず「帰る(カエル)」伝説にあやかり、『都市伝説の女』がパート2として帰ってこられたかもしれない…という伝説達成(!?)にちなみ、昨年と同じ場所で会見! 前回に引き続き、パート2の成功も祈願すべく、長澤さんら出演者が本殿に参拝。また、今回は5人揃って、個々の願いを託した絵馬も奉納しました。
★新メンバー・大久保さんの参加で、どんどん面白さがエスカレート!?
パート2では、FBI出向を経て帰国した都市伝説オタクの刑事・月子が新部署「非科学事件捜査班(=Unscientific incident investigation unit/略称:UIU)」を立ち上げ、さらに大胆かつ強引に(!?)“都市伝説に無理やり絡めた事件捜査”を敢行していきます。長澤さんは「パート1の月子はわりと一人で突っ走ってる感じでしたけど、今回は新しい部署『UIU』ができて、丹内さんと柴山さんと3人で力を合わせて事件を解決していく形になっているのが新しい」とアピール。さらに「女のバトルみたいなこともあり、面白くなってるんじゃないかと思います」と、パート2から鑑識課員・高田潤子役でレギュラー出演することになった大久保さんの存在にも触れました。
そんな大久保さんが演じる高田は、溝端さん演じる部下・勝浦洋人に一方的な大胆アプローチを仕掛ける役どころ。大久保さんは「溝端くんは開放的で、非常にセクハラしやすいタイプ。『どんどん来てくれ』みたいな感じがあったんですよ」と話して、ニヤリ。溝端さんが取材陣に向けて「実は大久保さんがすごく乙女で、遠慮されていたので、『もっと来てください』と言い続けてたんです」と説明すると、大久保さんは「『そんなに言うなら行くよ』って、結局はどんどんエスカレートしていきました」と告白。そんな大久保さんのセクハラ・シーンに竹中さんも太鼓判! 勝浦の前でスカートを上げるシーン(第1話)で見せた色っぽさを褒められると、大久保さんはしきりに恐縮していました。
★綺麗な思い出に、怖~い思い出…長澤さんらが明かしたロケ地秘話
パート2では第1話『富士山編』の撮影のために訪れた樹海を含む富士山周辺を皮切りに、さまざまな場所でロケを敢行。いちばん印象的だった場所を尋ねられた長澤さんは「『13日の金曜日』の都市伝説を扱った回のロケで行った、奥多摩のキャンプ場ですね。本当に綺麗なところで、すごく気持ちよかったです!」と、キラキラと目を輝かせていました。一方、溝端さんは「『トイレの花子さん編』で行った千葉・鴨川の学校」と返答。「長澤さんが目の前の海を見ながら、『気持ちいい~』と言っていた姿が、まるでCMみたいだった。長澤さんは海と風が似合うんです(笑)」と話し、会場を笑わせました。
ところがそんな鴨川のロケ地では、爽やかな思い出も一気に吹き飛ぶような“怖~い思い出”も! なんと、溝端さんによると「夜、音楽室でのシーン撮影で、貼ってあるポスターが何回も剥がれたり、ドアが勝手に開いたり…と、ホラーっぽいことが次々と起こった」というのです! しかも、そんな場所で溝端さんはこともあろうに「怖い話をしようとして、長澤さんにガチギレされた」そうで…。長澤さんからは「溝端くん、イジワルなんですよ」と冗談交じりにたしなめられ、思わず苦笑していました。
★5人がそれぞれ絵馬に託した個性あふれる願いごととは…!?
5人は本殿に参拝した後、絵馬を奉納することに。「都市伝説がこれからもどんどん増えていきますように!!」(長澤さん)、「都市伝説を作りたい」(溝端さん)、「高視聴率になりますように」(平山さん)、「このドラマを機に女優業が続き、共演者(スタッフでも可)と恋が芽生えますように」(大久保さん)、「都市伝説の女が映画にもなりますように。お願いします」(竹中さん)と、それぞれの個性がにじみ出る願いごとを書いた5人。その願いが叶う日が来ることは果たして来るのか――その答えは神田明神に祀られている平将門公のみぞ知る…!?
【長澤まさみ(都市伝説オタクの美人刑事・音無月子 役)さん コメント】
今年もまた音無月子になれるとは思ってもみませんでした。素敵な共演者の皆さんとまたお仕事できるのが嬉しくて! 溝端くんは「トイレの花子さん」を扱った回のロケ現場で、わざと怖い話をしてきたりして、イジワルなんですよね(笑)。そんなエピソードも含め、楽しんで撮影に参加することができました。パート1の月子はわりと一人で突っ走ってる感じでしたけど、今回は新しい部署「UIU」ができたことで、竹中さん演じる丹内さん、平山さん演じる柴山さんと3人で力を合わせて事件を解決していくような形になっています。さらに、大久保さん演じる高田さんが新しい仲間として加わったことで、女のバトルみたいなこともあり、面白くなってるんじゃないかと思います。
◆第1話で扱う富士山の思い出や印象◆
富士山といえば、私の出身地である静岡。静岡県民は何となく、富士山は自分たちのものだと思っているような気がします。でもその一方で、みんなの山でもあるのかなって思います。
◆パート2で扱う都市伝説の中でいちばん気になるもの◆
個人的にUFOを見てみたいし、宇宙人にも会ってみたいので、UFOの都市伝説が気になります。「UFOに捕まると、チップを埋め込まれる」とか、興味深いですね。
【溝端淳平(几帳面すぎる鑑識課員・勝浦洋人 役)さん コメント】
パート1のころから現場がすごく明るく楽しくて、新しいチャレンジもできたドラマ。今回も今までにないドラマを目指して、皆さんと協力してきました。また、今回は勝浦のちょっと成長したところも見せられればな、と思って頑張りました。パート2では新しい上司・高田さんに迫られるという設定ですが、その役を大久保さんが演じられると聞いたときは「やった!」と思いました。テレビで大久保さんをよく見ていた世代なので、純粋に嬉しかったです。
◆第1話で扱う富士山の思い出や印象◆
富士山はいつも雪が積もっているイメージでしたけど、撮影時期は夏だったので、まったく雪がない上に、天気によって富士山を見たときの印象も違っていたんです。日本人が富士山を愛する理由が分かりましたし、いつか登ってみたいと思うようになりました。
◆パート2で扱う都市伝説の中でいちばん気になるもの◆
三億円事件の都市伝説です。ネットなどで調べれば調べるほど、事件の概要自体も興味をそそられますし、都市伝説も「本当にそうかも!」といちばんリアルに頭に入ってきました。
【平山浩行(丹内命の捜査一課刑事・柴山俊也 役)さん コメント】
パート1と変わらず、丹内刑事を尊敬してやまない刑事を、今回も演じさせて頂きました。パート2もいろんなところへロケに行き、そのたびに空き時間を使って、竹中さんとどこかへ出掛けたり、お茶しに行ったりするなど、プライベートまで本当に仲良くさせて頂いています。竹中さんと話す内容はほとんど、「今日の夜、何食べる?」など、食べ物の話ですが(笑)。
◆第1話で扱う富士山の思い出や印象◆
それまで一度も登ったことがなかったのですが、急に「明日登ろう」と思い、色々道具を買って、ひとりで五合目まで車で行ったんです。そこで登山口を探したのですが、雪山だったので封鎖されていた上に、出会った人に止められて…。結局、富士山には登れませんでした。
◆パート2で扱う都市伝説の中でいちばん気になるもの◆
13日の金曜日です。実際、13日の金曜日に撮影したのがすごく印象的でした。撮影現場では、特に何も起こりませんでしたが…(笑)。
【大久保佳代子(アラフォー鑑識課員・高田潤子 役)さん コメント】
鑑識課員ということで、専門用語もたくさん出てくるんじゃないかと思い、意気込んで取り組んではみたものの、今のところ、ほぼ鑑識っぽいことはやっていません。ほとんど溝端くんにセクハラもどきをするというシーンのみで頑張って参りましたが、まだ明日一日ロケが残っていますので、鑑識っぽいことは明日やれるんじゃないか、と期待しております。上からですが、まぁ、いいドラマになっていると思いますので、ぜひ楽しんで下さい(笑)。
◆第1話で扱う富士山の思い出や印象◆
意外なことに、富士山にはひとつも思い出がないんです。ですが、富士山ならぬ…富士額の女の人って、ちょっとやらしいですよね。ゾクッとする色気があると思います。
◆パート2で扱う都市伝説の中でいちばん気になるもの◆
トイレの花子さんです。東京からクソ遠いトイレへロケに出掛けたんです。きっとリアルに花子さんが出そうなトイレをロケハンした結果なんでしょうね(笑)。小学生のころによく、トイレの花子さんの話を友達とみんなでしていたこともあり、今回の撮影も面白かったです。
【竹中直人(新部署「UIU」の名ばかりの班長・丹内市生 役)さん コメント】
人に尊敬されたことが一度もない私が、この作品の中では平山さんのような素晴らしい俳優さんに尊敬して頂き、本当に夢のような時を過ごさせて頂いております。私が演じる丹内は今回、「UIU」の名ばかりの班長に就任しますが、私の人生も“名ばかり”(笑)。まさみちゃんにも、現場でめちゃくちゃツッコまれています。現場はいつも「こんなに楽しい思いをさせてもらっていいのだろうか」と思うような雰囲気。明日で撮影が終わってしまうのかと思うと、寂しいです。
◆第1話で扱う富士山の思い出や印象◆
富士山は程遠い存在だと思っていましたが、今回のロケで「こんなに長い間、富士山を眺めたことがない」というほど眺めました。天気がいい日に、山中湖で富士山を見ながら、平山くんと一緒にスワンを漕ぎ、お互いに写真を撮り合ったのは楽しい思い出です。
◆パート2で扱う都市伝説の中でいちばん気になるもの◆
特に忘れられないのは、13日の金曜日。その回のロケのとき、ロッジで平山くんと一緒の部屋に泊まれたんです。撮影後に2人で一緒に、部屋で飲むのが楽しかったです。