火曜日に埼玉県寄居町に取材に行ってきました。
何を取材したかというと「みかん」です。
寄居町では、標高が高いところの方が気温が上がるという地形の特性を利用して
みかんを育てているんです。
400年以上前に小田原から北条氏邦がみかんの苗を持ってきて
植えたことが始まりとされているそうです。
では、なぜ標高の高いところの方が気温が上がるのか。
放射冷却が起こることによって、どんどん地上付近からは熱が上へ上へと逃げていくんです。
その冷たくなった地上に比べると、みかんが植えられている
標高200m~300m付近が暖かくなるということなんですね。
この地形を利用して育てられたみかんは、甘酸っぱくておいしかったです。
甘いみかんもおいしいですが、酸味があるみかんも好きなんですよね~☺
その酸味を求めてくる人が多いんだそうです!
取材に協力してくださった「やまき園」の宮下さんと役場の方々です。
みかんの狩りかたや歴史などを丁寧に教えてくださいました。
長い時間、本当にありがとうございました!
そして、取材中にこんな植物が。さぼてん?斜面の岩の隙間からいっぱい生えていました。
なんの植物なんでしょうか。不思議…。