みなさん、こんばんは。MANAMI-Xです。
第8話いかがでしたか? いよいよ来週は最終話! 拡大スペシャルでお届けしますので、絶対にお見逃しなく!
そして、大好評!キャストのみなさんへの突撃インタビューも今回がラスト。最後を飾るのはもちろんこの方! 我らが大門未知子こと米倉涼子さんの登場です。最終話のみどころも含めて『ドクターX』について、いろいろ伺ってきましたよ~
―― 前シーズンに比べて、手術用語も更に難しく、手術シーンも複雑だったと思いますが、特に大変だった点、こだわった点があったら教えてください。
米倉:前シーズンでは医者を演じること自体が初めてだったので、医療用語や器具の持ち方を覚えるだけで大変だったのですが、今回は二回目ということで、手術場のシーン自体に抵抗は無かったです。もちろんセリフが難しくなっているという点ではとても大変でしたが、段階を踏んでいるので、私自身とてもいい勉強になりましたし、素敵な出会いもたくさんありました。体のこと、健康に関することって、誰もが自分自身はもちろん、家族や身近な人のことも含めて心配なことだから、難しいけれど逆に助けられたというか、興味が沸くことばかりでしたね。こだわりというのはあまりなく、さらにレベルアップしているというよりは、いつも変わらない、毎回のオペに対して前向きに一生懸命頑張っている未知子でありたいと思いながら演じました。
―― 今シーズン、未知子に何か変化はありましたか?
米倉:それはまったく無いです。ただ、周りの方々が新しいメンバーになって、いろいろなカラーの方たちが未知子に向かってきてくださるので、その方たちによって私もいろいろな色を出せるんだなということが、今回、自分の中での新しい発見でした。
―― 本当にバラエティ豊かな個性的な共演者のみなさんでしたが、いかがでしたか?
米倉:そうですね。本当に大先輩ばかりで、勉強させていただきながら楽しめるという素晴らしい現場に感謝しています。毎回、台本上では思い浮かばないような化学反応が起きるので、いつも何か起こるんじゃないかという期待でいっぱいでした。西田さんは毎回本当に面白いですし、三田さん演じる内科統括部長のような、女性を相手に演じることがこれまで無かったので、すごく楽しかったです。また、前シーズンで初めてお会いした岸部さんとは、また楽しくさらに仲を深められたんじゃないかなと私は思っていて、遠慮なく向かっていけたというか、思いついたことを挑戦できて、さらにそれを受け入れてくださるので、リラックスして演じることができました。
―― 岸部さんが米倉さんとはリズムが合うとおっしゃっていました。
米倉:そうおっしゃっていただけるのは、すごくうれしいです。いつも二人で笑いながら、思いつくことをやって、思いつくことを返してくださるので、すごく楽しかったです。
―― 紹介所には内田さん演じる城之内先生も加わり、賑やかでしたね。
米倉:有紀ちゃんとはびっくりするくらい気が合うので、不思議なくらい仲良く協力し合ってできたなと思います。
―― 前シーズンに引き続き、このドラマがたくさんの方に支持されたいちばんの理由はどんな点だと思いますか?
米倉:爽快感や立ち向かっていく姿、普通の人ができなそうなことをやってくれるというか、しでかしてくれる。そういう感覚なのかな? でも私自身は、どの作品でもみなさんに楽しんでもらいたいと思って挑んでいるので、どの辺が強くみなさんに受け入れられているのか、逆に聞いてみたいなと思います。
―― 改めて未知子の魅力とは? 彼女のような人をどう思いますか?
米倉:一人の人間としても尊敬できる、素敵な人だなと思います。いままでいろんな役を演じてきましたが、いちばん挑みやすい、溶け込みやすい役でしたね。
―― 米倉さんご自身との共通点も多いですか?
米倉:どうなんでしょうね。でも、脚本家の方も私をイメージして書いてくださっているみたいなので、こういう印象なのかな。
―― 医局の先生たちに対する態度は悪くても、患者さんに対する真摯な姿勢が素敵だなと思います。
米倉:たくさんの患者さんと出会ってきたと思うんですけど、どの患者さんに対しても100%精一杯向き合っているなという感じはありますよね。
―― 話題は変わりますが、未知子が手術して得た大金は、どこにいっているんでしょうか…? 米倉さんはどう思いますか?
米倉:いったいどこにいっているんでしょうね。未知子のお給料はいくらなんでしょうか?(笑)
―― 晶さんにおごってもらうのも、タイ焼きとか牛丼くらいですもんね…。
米倉:そうですね。でも、格好つけているわけじゃなくて、未知子は常にいまやるべき手術に思いがいっているので、お金のことはどうでもいいんじゃないかなと思います。ただ、彼女がすごく暇になってしまったら、「あれ? 私のお金はどこに行っちゃったんだろう…」って思うのかもしれないですけど。それにしても、病院ってあんなにポンポンお金出せるんだ!ってびっくりですよね。
―― 未知子の報酬もどんどん値段が上がっていますもんね。
米倉:西田さん演じる外科統括部長の「ハイプラ~イス!」が超面白かったです。あと、「じぇじぇじぇ!」って…(笑)。
―― あれはアドリブなんですか?
MINE-X:全部アドリブです。西田さんのアドリブ面白いですよね。
米倉:でも、ただふざけているわけじゃなくて、きちんと意味があって、ひとつの物語になるとちゃんとしているんですよね。それでいて、ものすごく面白い。とてもいい勉強になりました。
―― 未知子の名セリフと言えば、「私、失敗しないので」ですが、米倉さんがこれだけは「失敗してはならない」と思っていることはありますか?
米倉:私は失敗しないと先に進めないタイプなんです。なので、「失敗しない」と言い切れる未知子は、すごく強くてたくましくて責任感のある人だなと思います。
―― 最終回のみどころ、そして視聴者のみなさんへのメッセージをお願いします。
米倉:8話から続いて、日本で前例のない難しい手術に挑みます! もちろん、大変難しい手術に挑むというのもみどころですが、未知子や周りの先生たちが「医者だぞ!」というところを見せてくれると思うので、その辺も期待していただきたいです。いつもより長めでボリュームのある、中身の濃い裏切らない最終回になっていると思いますので、期待してください!
泣いても笑っても、ついに来週が最終回! 未知子の活躍をお楽しみに~