こんにちは!「題名」裏側ウォッチャーのキャンディーです。
現在台風16号が沖縄本土を通過中ですが、みなさまご無事でしょうか?
さて今週「題名」スタッフは、来月の収録会場である兵庫県立芸術文化センターの下見に行きました。ご存知の通りこちらのホールは佐渡さんが芸術監督を務めておりますが、阪神大震災から10年目の年に、文化で震災から立ち上がろうと開館し今年で7年を迎えました。今日も佐渡裕指揮・兵庫芸術文化センター管弦楽団と定期演奏会が開かれていますが、訪ねるたびに地元の観客のみなさんの熱気をムンムンと感じます。収録内容ではこのような地域と一体となった姿をクローズアップしたいと思っていますので、どうぞお楽しみに!
今日は先日行われました「第22回出光音楽賞受賞者ガラコンサート」の模様をお送りしました。今回も20代の若くて才能あふれる3名が選ばれました。ピアノの金子三勇士さんはイケメンで、ついつい見とれてしまうのですが、そんな外見からは想像もつかないような苦労を重ねて来ていらっしゃいます。6歳で親元を離れてハンガリーにピアノ留学。その頃お住まいになっていた家も山の中にあり、電話も繋がらない環境だったそうです。なので日本にいるご両親とも郵便局まで行って電話を借り、運が良ければ繋がる、というおよそ現代の日本では想像もつかないような生活を送っていらっしゃいました。一方でそのような場所だったので、隠れた特技の一つとしてトロッコも運転できるようです!11歳で名門大学に入学し、16歳で帰国し現在は東京音楽大学院に在籍されていますが、幼少期に打楽器を勉強していた関係もあり、学園祭などではビジュアル系バンドのドラマーとしてもお誘いがあるとか。
マリンバの塚越慎子さんは、現代風の美人さんで、よくあんなに細い体から力強い音を出せるなあ、と感心してしまいます。リハーサル時から学生時代の恩師やオーケストラに在籍されている先輩打楽器奏者のみなさんが塚越さんの応援に集まり、演奏ごとにアドバイスを受けていた姿が印象的です。そんな魅力的なお人柄ゆえ、受賞者の他の2名ともすぐに打ち解け、特にピアノの萩原さんとは昔からの友人のような仲の良さでした。
そしてピアノの萩原麻未さんは、一見おっとりされているように見受けられるのですが、非常に芯の強い素敵な女性でした。現在もパリを中心に世界でご活躍中ですが、通常から自炊されており、パリでの移動も自転車を使うという、ピアニストとしては珍しい自由な生活スタイルをお持ちです。広島のご出身で、現在もご両親がお住まいで、東京でコンサートなどある時は、お兄様を含め一家総出で応援に駆けつけられるそうです。ご家族の絆の強さを感じました。自由だけど芯が強く、愛が溢れるというところが音楽にそのまま表れていらっしゃいますね。
3名ともそれぞれ個性的ですが、若いのに謙虚で、それでいて自分の考えをきちんとオーケストラの皆さんにお伝えする姿は拝見していてとても頼もしかったです。佐渡さんは第2回の受賞者でしたが、あれから20年経った本日の受賞者のみなさん、今後の活躍を大いに期待しています!
