気象予報士　千種ゆり子

ＧＷ前半は天気に恵まれますが、後半は全国的に雨になる日があります。

この雨の降る2日～4日の降り方を詳しく見ていきます！

こちらは「お天気ウェーブ」と言いまして
上から晴れ、曇り、雨を示し、
線が下に行くほど天気が崩れることを表します。

福岡は2日は午前中ほどザーザー降りの雨になりまして
3日もぐずついた天気が続きます。
3日・4日は博多どんたくもありますが
今年も雷雨に注意が必要です。
（去年も博多どんたく、天気の急変がありましたね…）

東京で雨が降るのは3日。一日雨が降りやすいです。

さらに、4日は一度回復するように見えますが、
午後は天気急変の恐れあり。
山、川のレジャーは、雷や、急な雨による川の増水に注意が必要です。

最後に札幌です。

北日本は崩れている時間が長くなってしまいそうです。
2日から4日にかけて、連日傘の出番です。

気象予報士　千種ゆり子

あすは暑さが更に増して
季節外れの暑さになりそうです。

あぁ～暑いの嫌だ～
と思ってしまうかもしれませんが、
暑さは置いておいて、「晴れ」は貴重なものになるかもしれません。

というのも、月曜は、一転して朝からどん曇り。
場合によっては霧雨も降るかもしれない、
そんな天気になりそうなんです。

空気もひんやり。

気温差が大きくなるので、体調管理に十分注意してください

最後に、今の時点でのＧＷ前半の予報もお見せしました
土曜以降は晴れマークもありますが
スッキリとは晴れないかもしれません。

気象予報士　千種ゆり子

西日本では既に春の嵐になっていて
あすにかけて、嵐は関東から北にも広がります。

各地で15m以上の風が予想されていますが
これは10分間の平均風速。瞬間だと1.5～2倍吹くと言われているので
30mの突風が吹く恐れがあります。

考えられる影響は
①プレハブ小屋の倒壊
②転倒による事故
③電車の遅れ、運転見合わせ

日曜日の朝ですので、なるべく家でゆっくり、という方がいいかもしれません。

なお、関東ですが…
関東は、風向きによって、風が強まるエリアと強まらないエリアがはっきり分かれます。

今回のような南風の場合は、埼玉南部～東京～千葉～茨城は
風が強まるのですが、群馬や栃木ではさほど強く吹きません。

逆に、北風に変わると、群馬から埼玉北部で強まるという特徴が…。

あすもこのパターンで、
午前は南部で南風が
夕方以降は北部で北風が強まりそうです。

気象予報士　千種ゆり子

きょうは西日本でも雪が積もっている所があります。
理由は、西高東低・冬型の気圧配置。

強い寒気も流れ込んでいるため、３つの注意点があります。

①大気不安定
雷も観測していて、あすにかけて、ひょうや突風にも注意が必要です。

②西日本でも雪、東海や北陸で20cmのまとまった雪

③あす朝の冷え込み
きょうも西日本では寒かったですが…あす朝は山口で3℃で、約十日ぶりの冷え込みになりそうです。
東京もあす朝は9℃、あさって朝8℃で、今月一番の寒さになります。

関東は、金曜、土曜と2日連続で風が強かったですが…

あす・日曜はようやく収まりそうです。

気象予報士　千種ゆり子

今週も私の中では桜まつり！

こちらは日本３大桜のひとつ、山高神代桜。

熊谷の桜堤。

最後に、兵庫の姫路城

桜好きにはたまりませぬ。

日本の春は最高です。これからも桜、ソメイヨシノを守り続けていきたいなあ。

気象予報士　千種ゆり子

きょうのOAはサクラ「まつり」でした！！
OA見た方、「まつり」だったでしょ？！

先週土曜日に東京でサクラが開花し、
きょう満開。サクラに愛された女？！千種ゆり子です（笑）

この3人で外から天気をお伝えできる。豪華ですね！！

さて、あすの天気は、雲一つない快晴となりそうなので、インスタ映え必至です

都内の桜の状況はこんな感じ。

今年は南部の中でも地域差があるのが特徴。
先日の「雪騒動」「強い感の戻り」の影響です。
ちょっと都内から電車で小一時間も移動すれば
まだ1～4分咲きの所もあるんですね。

これらの所は、来週の土日もまだまだ楽しめそうですよ！

気象予報士　千種ゆり子

★おまけ★

毛利庭園のサクラを惜しげもなくどうぞ

東京でサクラが開花しました。

厳しい寒さの影響で、平年より早めの開花となりました。

なぜ寒いと開花が早まるのか？？

サクラは、冬の厳しい寒さでスタンバイ完了。
今か今かと暖かさを待ちますが…

冬の寒さが厳しいほど、少しの暖かさでも
敏感に反応するため、一気に花開くんです。

今年は全国的に寒さが厳しかったので、
開花は全国的に早めです。

関東南部では、3月末にはお花見できる所が多くなりそうです。

気象予報士　千種ゆり子

あすは3月11日。
東日本大震災の慰霊祭などが行われる所もあると思いますが
北日本では午後雨や雪となりそうです。

関東はあすの午前中に限って雨の可能性がありますが
月曜日以降はガッチリ安定した晴れが続きます。
今週は傘の出番が多かったので、ようやくですね。

晴れ続きの原因はこちらの高気圧。
この高気圧、かなり横長で、長さは西に3000kmほど。

高気圧の移動速度は1日に1000kmほどですから
3日分の晴れが保証されていることになります。

さらには晴れるその来週、熊谷では23℃予想、
高知や東京では22℃まで上がりそうです。

この暖かさで、来週は、全国トップを切って
高知県で桜が開花する予想です！
東京もいよいよあと十日です

気象予報士　千種ゆり子

北海道で冬の嵐になっています。
私が土曜Jチャンネルを担当するようになってから
一番荒れているかもしれません。

最大瞬間風速は40mの予想で、今年一番の暴風になりそうです。

さて、来週は関東にも雪予報が出ていますが

気になる3ポイントに絞ってお伝えします。

①いつ？
まず降るのは、火曜の未明～昼ごろ。
この予想にはブレがありません。

②どこで？
さらに「どこで」ですが、北部にはこのように切れ間もあるため、
南部ほど雪が降りやすいといえそうです。

③どれくらい？
先月の大雪と比べてみますと、
低気圧の発達度合いが、今回はさほどではありません。

ですので雪の量としては多くならない見込みです。

しかし②③については、まだブレ幅が大きく、
広がる／狭まる　　　量が増える／減る　　　　というのがある状況です。

油断せず最新情報をご確認ください。

気象予報士　千種ゆり子