先週のユニコーンSは「パイマニア」である筆者がイチ押しのソフト・パイ&パイ(祖父パイオニアオブザナイル、曽祖父エンパイアメーカー)のカフェファラオが1着、3着に11番人気のパイロ産駒ケンシンコウが入り、3連単3万6360円を的中!
ありがとうございます!
パイロ、エンパイアメーカーなど馬名に「パイ」がつく種牡馬の産駒をひいきするパイマニアなら外せない馬券でした。
パイマニアへの理解が少しでも深まれば幸いです。
日曜阪神競馬場のメイン11Rは、上半期の締めくくり宝塚記念。
今回YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】)では内田敦子 さんと一緒に収録していますので、ぜひご覧ください。
◎⑱ブラストワンピース。
13戦して7勝、2着も3着もなく着外が6回。道中のペースが緩まないポジション優位の持続力勝負になると無類の強さを発揮。
一方で道中の緩急への対応が苦手で、流れが合わないと見せ場も作れない、いわゆる三振かホームランかの典型的なロングヒッターです。
ホームランのことをBlastとも言うので、名は体を表しています。
今回は強力な先行馬がいて、中団から息長く末脚を伸ばすタイプに合う流れになるはず。正直、大外枠は歓迎できません。
過去7年で8枠が6勝していますが、一度もフルゲートはありません。⑱は遠いです。
ただ、7枠3頭がいずれも先行馬なので、その先行馬が主導権を取る流れに乗って、ブラストが2コーナーをそれなりの番手、できれば6~7番手、悪くとも9番手ぐらいで迎えれば、王座を勝ち取れると考えています。
あおり文句としては、その強さを見せつけてやれ Blast! Blast! Blast! Blast!です。
○⑯クロノジェネシス。
すごくレースの上手な馬です。良馬場の切れ味勝負だと超一線級に分が悪いのですが、操縦性や機動力を生かせる舞台だと最大限、力を発揮します。
あまり外枠は良くないのですが、これもブラストと同じ理由で2コーナーをいい位置で回れれば、立ち回りのうまさを生かせるはずです。
▲⑤サートゥルナーリア。
瞬発力勝負にたけたタイプで、ペースがほとんど緩まない宝塚記念の舞台適性は高くありません。ただ、流れ不適を補えるだけの資質と能力の持ち主です。
☆⑪ラッキーライラック。
位置が取れて、速い上がりが使えます。でも切れ味勝負だとアーモンドアイにはかなり譲り、緩まないペースだと少し甘くなります。
道中でいったん緩む、緩急のついたペースの中での上がり勝負、前走の大阪杯のようなレースが理想です。
宝塚は流れが少し違いますが、上位着にまとめるしぶとさと力量があります。
馬券は3連単フォーメーション⑱→⑤⑪⑯→②③⑤⑦⑧⑩⑪⑬⑭⑮⑯の30点。
以上が予想ですが、上を参考に自分なりの予想もしてみてください。宝塚記念はファン投票も実施され、夏の祭典、夢と希望の詰まったドリームレースです。
どんな物語を紡いでも、それは誰かの希望のカケラなのですから。
text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC